◆ ゴミはタダなの? ◆
※ 環境班では主にゴミの収集状況について、自治会の方に大江の現状を伺ってきました。ゴミはまだまだポイ捨ても多く、多くの課題があります。
◆ ゴミステーションの管理 ◆
地域の方々がゴミを集めるゴミステーション。※写真1はゴミステーションに備え付けられているポスターです。このように警告を行っているにもかかわらずゴミの投棄は今も続いています。熊本市では週に5日間(月曜日〜金曜日)ゴミの収集日が定められています。しかし、それ以外の日(たとえば土曜日)ゴミステーションにあるはずのないゴミが放置されている場合もあるのです。ときには車の窓から投げ捨てる事例もあるらしく、ゴミ袋が中身が飛び出し散乱しているといった状況にもなっています。例えばペットボトルのフタが付いたままステーションに放置されていることもあります。熊本市ではフタを分別して捨てる規定があるのですが、フタを付けた袋に包み捨てられいる場合もあります。もちろん、きちんとルールが守られているステーションもあります。しかしまだまだ課題もあるのです。更に問題となっているのは、ごみステーションに集められているゴミの持ち去りです。ステーションには持ち去り禁止条例の張り紙が張られていても、依然として持ち去る方もいらっしゃるようです。資源物となるゴミは回収業者に引き渡して換金することができるため、これを頼りに生活している方々もいるという現実があります。来年4月からはゴミの持ち去りに対して20万円以下の罰金が課せられることとなっていますが、これを収入源としている方々にとっては生活がますます困難となることから、訴えを起こした市民団体が市へ救済措置を求めています。
◆ 町並みの整備 ◆※写真3は大江一町内を流れる坪井川の一端に設けられた柵です。柵ができる以前、実はここから自転車を投げ捨てるという事例が多発していたのです。そこで自治会連合会長が柵を設けたそうです。このように大江地区の自治会は街環境の整備にも力を入れています。また、坪井川の付近は夜間になると暗い場所が多いのです。そこで自治会は街灯の設置を市に申請したりすることで、街の安全を保っています。 ◆ 学生の協力を ◆
大江には学生が多く住んでいるせいか、放置自転車が多いのです。また自転車の盗難も相次いでいるようで、盗難状況に至っては熊本市内でもあまり望ましい状況ではありません。自転車は2重ロックが重要です。車輪を固定する設備のある駐輪場では、その部分にチェーン式の鍵を取り付けることで非常に安全になるはずです。水前寺駅付近を歩いていると頻繁に"鍵がかかっていません"という黄色い張り紙を見かけます。もっともっと鍵をつけて自転車を守りましょう。
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