シスアド試験合格者
清田 綾子増岡 由利子

シスアド合格体験記

<清田 綾子>
平成14年10月試験(3年次生)
 シスアド試験対策の勉強会をサブゼミで実施しているというのを聞いて、私は以前か
ら境ゼミを希望していました。しかし、実際サブゼミが行われるのは土曜日の午前中。
ちょうどサークルの活動時間とかぶってしまい、ほとんど参加することができませんで
した。普通に考えて、サークル活動よりゼミを優先するだろうというのが一般的な意見
だとは思いますが、土曜の午前中のサークル活動は学習会を行っており、私はその企画・
運営を担当していたため、どうしてもサークルを抜けたくなかったのです。
 サブゼミにこないからダメだったとか、サークルにばっかり力を入れるからダメだっ
たとか言われたくなくて、また、自分でもそう思いたくなくて、絶対一回で合格してや
る!という意気込みはありました。が、早くから必死に勉強していたかというとそうで
もありませんでした。購入した問題集を自分のペースで一日一日できる分だけ解いてい
き、間違えた問題に関しては、数冊のパソコン用語辞典や、図書館の参考書などを読み
比べ、自分なりに理解した上で必要な部分だけ問題集に書き込んでいきました。その問
題集を見返せば、何が分からなかったのか、すぐに分かるようにしようと思ったのです。
私の理想は自分だけの参考書ができるくらいにまとめ上げることでしたが、そこまです
ることはできませんでした。
 本気で危機感を感じ始めたのは、10月に入ってからでしたが、その頃には傾向もだい
たい把握でき、勉強の仕方にも慣れ、睡魔と闘っているとき以外は、勉強することが楽
しくなっていました。そう思っている自分にびっくりしたくらいです。
 今回の合格は、結果だけで終わってしまわないようにしようと思っています。もちろ
ん、自分なりの勉強の成果だとは思っていますが、これをきっかけにさらに多くの資格
試験にもチャレンジし、さらなる成長をしていきたいと思っています。



シスアド試験合格者
清田 綾子増岡 由利子

シスアド合格体験記

<増岡 由利子>
平成13年10月試験(3年次生)
 熊本学園大学経済学部経済学科では、ゼミに入る際にはあらかじめ面接があります。
私は境ゼミ(応用システム論)のゼミ生になれる条件を満たす事が出来ず、ストレート
では入れませんでした。先生にお願いして、やっとの思いで入れて頂いたのですが、当
時の私にはコンピュータに関しての知識は全くなく、惨憺たるものでした。
5月からゼミ活動の一環で、毎週土曜日にシスアドの勉強会が始まり、他のゼミ生が高 度な質問をするのを聞いて、レベルの違いに圧倒されていました。ゼミの中で一番の劣 等生の私は、他のゼミ生に早く追いつこうと必死でした。  夏休み前までは、土曜日の勉強会以外では全く試験勉強はしませんでした。ゼミの授 業についていくだけでも大変で、シスアドの勉強にまで手が届かなかったのです。試験 まであと2ヶ月と迫った時、ようやく本格的に試験勉強に取り組みました。9月には、 大学の定期試験と学内懸賞論文(ゼミの大きなイベント)が重なり、その中で時間を見 つけて勉強をするようにしました。全ての障害がなくなったのは9月下旬。それからは、 授業がない限り図書館で過ごすようにしました。しかし、10月に入ってすぐ、体調を 崩し、1週間入院しなければならない状態に陥りました。この為、完全に試験勉強から 遠ざかり、入院中は常に焦りを感じていました。退院してからは即刻試験勉強に取りか かり、1冊の参考書を2回読み、2冊の過去問題集を各3回ずつ解き、本番に備えまし た。境先生は受験のための勉強に200時間を費やせば合格できるでしょうと言ってお られましたが、実際に勉強したのは150時間にも達しませんでした。
 全くコンピュータに関して無知な私でも、初級システムアドミニストレータに合格で きました。この事は、誰にでも合格できるチャンスがあるということだと私は考えてい ます。また、一人で勉強していては合格できなかったと感じます。一緒に勉強してくれ た境ゼミの皆さんと、指導してくださった境先生に大変感謝しています。