電磁波とは?




電磁波とは空間に波を描いて進む電磁気の流れ。
その波の長さを波長といい、一秒間にいくつの波を描くかを周波数という

波が長い→周波数は少ない(低周波)
波が短い→周波数は多くなる(高周波)
例1.TV、ラジオは高周波
例2.家電製品、送電線は低周波  

電磁波は周波数の違いによって性格が異なる
@ガンマ線、エックス線などの電離放射線
A紫外線、可視光線、赤外線などの光の仲間
B電波(周波数が300万メガヘルツ[メガは100万を表す]よりも低いもの)

低周波が問題
低周波の領域の電磁波を一般的に電磁場という。
電気が影響を及ぼしている場が電場であり、磁気が影響を 及ぼしている場が磁場である。

・電場・・・皮膚の表面に電流を走らせるだけで、体の中に入ってくることない
・磁場・・・人体と空気の透磁率が同じくらいであるため、体の中に入ってしまう
健康障害の原因
防ぐことが難しい


磁場には交流(変動)磁場静磁場 がある。磁力線の方向、強さが変化しない静磁場に対して、私たちが生活に使っている電気 は交流であり、電流の反転を常に繰り返している交流磁場が有害。

電磁波がもたらす健康障害
@携帯電話などのラジオ波・マイクロ波が引き起こしている脳腫瘍などの健康状態
A高圧送電線や家庭用電気製品などから漏れ出る電磁波を慢性的に被曝することでがんや白血 病になるという問題
BコンピューターのVDT(ヴィジュアル・ディスプレー・ターミナル、ブラウン管の画面)から出ている 複数の周波数の電磁波が引き起こしている健康障害


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