「不倫もみ消し疑惑」について

 Q. クリントン大統領の実習生、モニカ・ルインスキーさんとの不倫もみ消し疑惑はどうして重大な問題とされているのか。
 A. 性をめぐるアメリカ人の倫理観もあるが、偽証が一番の問題とされている。
 
 Q. クリントンはそもそもどうして証言することになったのか。
 A. 州知事時代のセクハラ行為を訴えたポーラ・ジョーンズさんの訴訟の関係で、ジョーンズさんのような行政府職員の立場の女性が、同様な行為に遭っていないかどうかの調査が進められ、ルインスキーさんとの疑惑が浮上してきた。
 
 Q. 報告書で弾劾を勧めたのはスター特別検察官だった。ポーラ・ジョーンズさんの民事裁判に国の特別検察官がかかわるようになったのはなぜか。
 A. スター氏はそもそも、クリントンがアーカンソー州知事時代に起きた土地開発・不正融資疑惑を調べていた。途中から不倫・偽証疑惑に調査の範囲を広げた。
 
 Q. 弾劾されるのか。
 A. 手続きとしては、連邦議会の下院が弾劾にあたいするかどうかを審議し、出席議員の半数の賛成で「弾劾勧告」をすることができる。これを受け、上院で「裁判」が行われる。出席議員の3分の2以上の賛成があれば、大統領は辞めさせられる。今(1989年12月11日)、下院でどうすべきかに関して議論している。弾劾がいいか、非難声明がいいかと、意見が二つに分れている。

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