+ VELOTAXI顛末記7(VELOTAXI熊本初上陸)

 2006.5.21

 

 日は朝から体調がよくないので、やるべきことは山ほどあるのに、自宅でごろごろしていた。
少し元気がでたので、机に座ってメールを開いたところ、5月12日のVELOTAXIの初熊本試走の写真が送られてきた。
それでブログに書き込むことにした。

写真は当日のものである。学園大学のホームページのNEWSにも写っている。

 て5月12日に間に合わせて、車体シール貼り作業を始め、なかなかうまくいかなくて、四苦八苦しながら、当日の朝4時頃までかかったことはすでに書いた。
現時点では何事もめあたらしいことばかりなので、すっとうまくいったことがなく、試行錯誤を繰り返しながら行っているので、また船頭が多くすぐに作業の方向も決まらないという事情もあってとにかく時間がかかっている。
でも、若いからか体力もあり、それなりに楽しそうにワイワイやっているところがせめてもの救いといえるかもしれない。

 学園大学からの広告費が第一号なので車体には「学園大学」のシールを貼って走ることになった。
写真からわかるように、緑色のシールに赤のマークと「学生が主役の熊本学園大学」という宣伝文字をいれ、後ろには学園大学の校舎の写真を入れたものになっている。
2ヶ月間はこの車体の図柄で走ることになる。

 この世界女性スポーツ会議の試走で宣伝効果は十分であった。
多くの人にご協力いただきました。
感謝です。
その後は15日の古町でのオープニングセレモニーと19-20日のグランメッセの商談会。



+ VELOTAXI奮闘記8(VELOTAXI in 古町オープニングセレモニー)

 2006.5.21

     

 5月15日(月)午前11時より、古町の事務所前でオープニングセレモニーを行う。

 地域の人10数名集まって行われる。
冨士川さんの司会でこれまでの経過が説明され、理事長の草野君が挨拶、そして花束の贈呈が行われる。
一言、東さんが話をする。
草野君と来賓者の方とでテープカットをして、ジュースで乾杯をする。
最後にとても変わった方式の安全祈願を冨士川さんが音頭をとって行い、オープンセレモニーを終了する。

 15日よりこの地区を中心に運行を開始します。
午前11時から午後5時までこのエリアを走っているので声をかけてください。
そしてご利用をお願いします。



+ VELOTAXI奮闘記9(VELOTAXI in グランメッセ)

 2006.5.26

 

 5月だというのに気温は高く、一気に夏に入った感じで、さらにどういう訳か雨が多い。
VELOTAXIは雨に弱いため、しばしば運休を迫られている。

 それでも合間を縫って、古町で走っています。
1日あたり平均6人前後のお客を乗せて。
営業時間が11時から午後5時位までなので、ほぼ6時間が営業時間。
そのうち6人程度ということなので、まあ順当なところのように思える。
一人乗せて30〜40分くらいを走ることになるので、1台しかないために順当ということができる。
2人以上の連れの時が1台しかないために対応できないとのこと。
1台で2人乗ってもらえれば12人が総顧客数ということになり、まあ6〜12人あたりのお客さんということになる。
ここに1台という台数の限界がみられる。
早く台数を増やす必要があることを痛感。
ドライバーは今のところ、東さんと草野君が中心で、あと私の演習の川原君と牧野君が助っ人として参加。
ドライバーも不足気味。これが最近のVELOTAXIの現状です。

 て先週の19-20日(金・土曜日)にグランメッセで開かれた熊本ファミリー銀行主催の商談会で、用意されたブースにVELOTAXIを持ち込み、出展した時の事を書いておくことにする。

 まず初日は、商談会の一押しコーナーに出演し、VELOTAXIについて理解を求め、宣伝をする。
その後、熊本ファミリー銀行の環境に対する助成金申請に対して認可され、その贈呈式が行われる。

 VELOTAXIのブースでは配付資料を300枚程度用意していたが、200枚程度はける。
名刺交換も60名近くと行うことができ、まあまあの成果を上げる。
対応する学生が少なくててんやわんやの2日間でした。
当初は東、草野両名のみでしたが、当日井手さんと古川君がきてくれてずいぶん助かったとのこと。
また産業経営研究所の所長、職員の方にも助けていただき、何とか乗り切ることができました。
さらに熊本学園大学総務課の国瀧さんにもファミリー銀行との窓口になっていただきお世話になりました。
多くの皆様の協力に感謝です。どうもありがとうございました。
商学部の西岡先生もわざわざきていただいたそうで、お忙しいところ時間を割いていただいてありがとうございました。

 多くの企業や温泉組合などが興味を持っていただきました。
いくつかはイベントできてもらえないかという話もいただきました。
日程と条件次第では県内のどこでも行くという姿勢ですので、ご連絡いただければと思います。

 こうしてグランメッセの商談会は無事終わりました。
写真はそのときのものです。



+ VELOTAXI顛末記10(まもなく5月も終わり。順調なスタート)

 2006.5.28

   

 もなく5月が終わるというのに、さわやかな季節は少なくて、雨と蒸し暑い気候が多かったですね。

 しかし新緑の「みどり」はとてもきれいで、大学の構内も雰囲気のよい感じになっています。
写真は大学の正門から写したものです。

 て5月15日以降、古町でVELOTAXIは通常運行を始めましたが、雨にたたられつつも何とか走っています。
先日はTAXIの運転手さんがすれ違いざま、「がんばれよ」と声をかけていただいたそうです。

 現在午前11時から午後5時ごろまで約6時間営業中です。
当初は会員の方が乗っていただいていたようですが、いまでは地域の人が乗っていただいています。

 以前書きましたが、相変わらず現時点でも平均6人の乗車です。
約1時間あたり1人の計算です。
1台しかないのでこんなところでしょう。
まあ健闘しているといえます。
3人から4人づれの方が結構いて、残念ながら2人しか乗れないので、お客を逃している状況が多々あったようです。
少なくとももう1台あればと悔しがっていました。
でも残念ながらまだ買うような資金が集まらないので、しばらくは無理でしょう。

 雨の日をのぞいて毎日走っていますが、前にも書いたとおりドライバー不足の問題がやや深刻化しています。
現時点では東、草野両君が交代でドライバーをしていて、あと私のゼミ生の川原君と牧野君が講義の合間にしている状態です。
東、草野両君は外部折衝の仕事もあり、ドライバーのみしているわけにはいかないのです。
たまたま雨が多いので、雨の日に外部折衝をしている状況です。
それえゆえあと一人でもいれば・・・・・。

 当初はもっと余裕のあるローテーションで学生がドライバーを務める予定でしたが、教育実習や一時的離脱によってあっという間にドライバー不足となりました。
構成メンバーが少ないので、やりくりが大変です。

 このホームページをみて運転をしたい熊本学園大学の学生がいれば私の方に連絡をください。
お願いしまーす。



+ VELOTAXI顛末記11(VELOTAXIの事務所と最近の活動状況)

 2006.5.31

     

 にちは変わってしまいましたが、昨日は開学記念日ということで本学は休日でした。
それで休みに入る前はこの休日をたまった仕事の処理に使う予定だったのですが・・・・。

 朝、なかなか起きられなくて、うまく体が動かない。
卒業生が自宅にきてやっと体が目覚めた。
最近とくに机に着くまで時間がかかるようになった。
机についてたまった仕事を始めたのですが、いつものようになかなかはかどりは悪い。
この日の作業はぼつぼつというところでした。

 はこのあたりにして、VELOTAXIの近況の話を少し書くことにします。

 一昨日の月曜日に三井住友銀行に用事があって、その場所がちょうどVELOTAXIの事務所に近かったので、寄ることにした。

 事務所は「まちなみトラスト」と共同使用なので、月額数万円で借りることができている。
まあ格安といえる。
写真にあるように、端のところに机を置いて、こじんまりとした感じで仕事をしている。
この日は草野君がドライバーで、事務が東さん。
隣が人間都市研究所なので、何か困ったとき上農さんが助けてくれる。
感謝。

 まだパソコン機材は借り物で、FAXのみ自己所有の状態。
すでに注文済みなのですがまだ搬入されていない。
いま困っているのはプリンターがないこと。
はやく納入してください、REIMEI藤井の担当者さーん。
おねがいしまーす。

 真にあるように、毎日の作業は段ボールで作った「板」に、作業項目を書いた紙を貼り付けて、済むたびにチェックしている。
この日も12の作業項目が書き込まれていた。

 11時に営業開始なので、昼食はだいたい1時30分か2時くらいだとか。
事務所を離れられないので古町にある弁当屋さんに頼んでいる。
この日は「かんかん」というお店に注文。
弁当屋さんは今のところ2軒を利用。
そのメニューも作業項目の紙の下に貼り付けられていた。

 いまのところまだマスコミ関係からも取材があるようで、その連絡があったことが書き込まれていた。
まだまだ宣伝効果は十分機能しているようである。

 でに書いたように現時点でも平均6人程度の乗車とか。
 ただその中身はしだいに充実しつつある。
次第に地元の人が多く乗っていただきはじめて、地元密着型になりつつある。

 ある日は病院のお客さん(親子づれ)がVELOTAXIをのってくれたとのこと。
熊本商科大学の時代の商学部の卒業生だったそうで、そのような会話をしながら乗っていただいた。
ある日は古町に住む人のところにきたお客さんが乗っていただいて、古町の観光案内という形で乗車していただいたとのこと。
学んで知っているだけの知識を披露しながら新町・古町周辺を一回りしたとのこと。ある日は乗車したお客さんを乗せて地元のお店につれていき、買い物をしていただいて、お店の人からも喜ばれたという。

 まだ1台なので町での露出度は低いように思ったけれども、毎日運行しているところから、この地域では認知度が上昇してきている。
これも彼らのたゆまない努力の結果だと思う。

 多くの人から「がんばれ」と声をかけていただいており、地域住民の「足」として充分に機能するようになればと、一同願っている。
これからも声援をよろしくお願いします。