申研究室 SHIN, MYOUNG JIK [申明直・신명직]
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専門研究分野

 韓国近代文学・文化

主な研究テーマ
   韓国の近現代文学と文化が専攻である。韓国の1930年代の作品での植民地近代性を研究のテーマとして取り上げ、<朝鮮日報><時代日報>など当時の新聞・雑誌に発表された作品に描かれた近代都市京城の近代性と植民地性に注目してきた。特に1930年代の漫文漫画ジャンルに見える植民地時代の「近代的な諸規律」がどのような過程で形成されたか、そしてどのように植民地の日常生活に適用されたかについて探ってみた。
  最近は韓国の近現代移住文学と移住関連映画など移住文化に注目している。韓国の文学作品や映画などに登場している移住問題の現状およびその解決に取り組んでいる。新自由主義が始まってから際立って大きく登場している「移住問題」は、韓国だけではなく日本・台湾・中国など東アジア全般に関わっている問題である。それで、韓国を含む東アジアの移住文学や文化も併せて考察している。

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主な著書・論文
【著書】
◎共著『이주와 로컬리티의 재구성(移住とローカリティの再構成)』(2013年、소명출판 :ソウル、122~177頁)
◎翻訳『오키나와의 목소리-누치두 다카라(생명은 귀한 것)』:おきなわ島のこえ―ヌチドゥタカ(いのちこそたから)丸木俊・丸木位里 著、2013年、꿈교출판사:京畿道波州、50頁

◎単著『거멀라마 자이,꽃을 보며 기다려다오(ガマラマジャイ:ネパールの子どもへ)』(映画DVD入り、2010年、고즈윈:ソウル、192頁)
 書評:「한겨레신문(ハンキョレ新聞)」書評、「시사IN(時事IN)」インタビュー、「부산일보(釜山日報)」書評、CBS書評 等、教保文庫 推薦(2010)、韓国刊行物倫理委員会 推奨(2010)、社団法人幸せな朝の読書 推薦(2011)

◎共著『韓国文学ノート』(2008年、白帝社:東京、1章(1-18頁)・2章(19-43頁)・7章 (159- 204頁))

◎単著『재일코리안 3色의 경계를 넘어(在日コリアン、三色の境界を越えて)』(2007年,고즈윈: ソウル、200頁)
 書評:「내일신문(ネイル新聞)」書評、「경향신문(京郷新聞)」書評「한겨레21(ハンギョレ21)」記事教保文庫推薦(2007)

◎単著『幻想と絶望』(2005年、東洋経済新報社:東京、294頁)  
 書評:「読売新聞」書評 、「熊本日日新聞」書評、Amazon書誌情報

◎単著『모던뽀이 경성을 거닐다(モダンボーイ、京城を闊歩する)』(2003年、현실문화연구:ソウル、347頁):『幻想と絶望』の韓国語原書、
 書評:「한겨레신문(ハンギョレ新聞)」書評、「조선일보(朝鮮日報)」書評、「동아일보(東亜日報)」書評、「중앙일보(中央日報)」書評、「한국일보(韓国日報)」書評「한겨레21(ハンギョレ21)」書評、「조선일보(朝鮮日報)」今年の本ベスト10(2003)選定、教保文庫 推薦(2003)

◎単著『불가능한 전복에의 꿈(不可能な転覆への夢)』(2002年、시인사:ソウル、174頁)

【論文】
○単著「재일코리안과 다국가 시민권-영화 '피와 뼈'・'디어 평양'・'달은 어디에 떠 있는가'를 중심으로(在日コリアンと多国家市民権ー映画’血と骨’・’ディアピョンヤン’・’月はどっちに出ている’を中心に)」、『石堂論叢』第56輯、石堂学術院:釜山、2013年7月
○単著「협동공동체와 폴케 호이스 콜레(協働共同体とフォルケホイスコーレ)」、『石堂論叢』第53輯、石堂学術院:釜山、2012年7月
○単著「韓国ガリボンの朝鮮族集団居住地空間に関する研究」、『東アジア‐行き交う人・モノ・文化』(東アジア学会 創立20周年記念『東アジア研究』増刊号)、東アジア学会文化部会編:福岡、2012年3月
○単著「'식민지 근대'의 동일성과 비동일성(植民地近代の同一性と非同一性)-안석영과 오카모토 잇페이의 경우(安夕影と岡本一平の場合)』、『文学・言語学論集』第18巻第2号、文学言語学論集編集会議:熊本、2011年12月
○単著「가리봉을 둘러싼 탈영토화와 재영토화(ガリボンを廻る脱領土化と再領土化)-87이후의 가리봉을 그린 소설과 영화를 중심으로(87以後のガリボンを描いた小説と映画を中心に)」、『로컬리티 인문학(ローカリティ人文学)』第6巻、韓国民族文化研究所:釜山、2011年10月
○単著「主権の脱領土化と東アジア市民-韓国小説『ナマステ』を中心に」、『海外事情研究』第39巻第1号、海外事情研究所:熊本、2011年9月
○単著「韓国漫画ジャンルと近代」、『韓国語教育論講座Ⅳ』、くろしお出版:東京、2008年1月
○単著「68의 임진강을 넘은 달은 어디에 떠 있는가-영화 '우리학교''박치기1・2''달은 어디에 떠 있는가'에 대하여(映画「ウリ学校」「パッチギⅠ・Ⅱ」「月はどっちに出ている」について)」、『역사비평(歴史批評)』81巻(2007冬)、歴史問題研究所:ソウル、2007年
○単著「성찰과 소통-재일 코리안의 안과 밖(省察と疎通-在日朝鮮人の内と外)」、『文学・PAN』18号、ヨリムウォン:ソウル、2006年
○単著「식민지 근대도시의 일상과 만문만화 (植民地時代の近代都市‘京城’の二重性と漫文漫画)」、『해방전후사의 재인식1(解放前後史の再認識I)』(韓国)チェクセサン:ソウル、2006年
○単著「映画化された韓国小説と日本における韓流」、『オルタ』2006年1号、アジア太平洋資料センター:東京、2006年
○単著「분쟁의 동아시아 바다를 '평화'와 '공생'의 바다로 (紛争の東アジアの海を平和と共生の海へ)」、『황해문화 (黄海文化)』48号、セオル文化財団:ソウル、2005年
○単著「植民地朝鮮においての都市小市民の結婚および家族文化について」、『海外事情研究』第33巻第1号、熊本学園大学付属海外事情研究所:熊本、2005年
○単著 「식민지 근대도시 일상과 만문만화 (植民地近代都市の日常と漫文漫画)」、『일제의 식민지지배와 일상생활 (日帝の植民支配と日常生活)』、延世大学校国学研究院編、慧眼出版:ソウル、2004年
○単著「김규택의 만문만화와 '웃음' (金奎澤の漫文漫画と笑い)」『한국 근대문학과 일본(韓国近代文学と日本)』、召命出版:ソウル、2003年
○単著「姜敬愛の後期小説の研究」 『言語・文化・コミュニケーション』No.30、慶応義塾大学日吉紀要:東京、2003年
○単著「안석영 만문만화 연구(安夕影における都市風景の研究)」『현대문학의 연구(現代文学の研究)』第17集、韓国文学研究学会:ソウル、2001年
○単著「韓国の環境・労働小説に関する一考察」、『言語・文化・コミュニケーション』No.25、慶応義塾大学日吉紀要:東京、2000
○単著「금강의 '하늘'에 대하여(申東曄の詩<錦江>の空について)」『현대문학의 연구(現代文学の研究)』第14集、韓国文学研究学会:ソウル、2000年


【研究発表】

○「東アジア市民と共生映画」、2014年3月22日、<2014エスニックタウンと文化プラットフォーム>、於:新大久保文化センターアリラン(東京)
○「トランスナショナル法・倫理生成の神話学」、2014年2月7日、<グローバルネットワークと情念のコミュニティーと感覚的結束体のポスティング>、於:東亞大学校チョンチョンホール(韓国・釜山)
○「在日コリアンと多国家市民権」、2013年2月1日、<2013石堂学術院国際学術シンポジウム>、於:東亞大学校チョンチョンホール(韓国・釜山)
○「冷戦期における在日コリアンのシティズンシップの変化」、2012年8月11日、<2012日韓協同研究ワークショップ>、於:日本大学百周年記念館
○「韓国の多文化家族への韓国語支援」、2012年2月18日、<第4回多文化共生シンポジウムin熊本>、於:熊本県立大学
○「협동조합과 폴케호이스콜레 공동체(協同組合とフォルケホイスコーレ共同体)」、<石堂学術院文化コンテンツ研究学術シンポジウム2012>、2012年2月3日、於:東亞大学校(韓国・釜山)
○「韓国ガリボンの朝鮮族集団居住空間に関する一考察」、2011年11月5日、<アジア共生学会 国際シンポジウム>、於:九州国際大学
○「民主的反芻と主権の再領土化ー東アジア不可触民と地域市民権」、2011年10月8日、<東アジア学会第21回大会>、於:北九州市立大学
○「主権の脱領土化と東アジア市民」、2011年2月19日、<第1回人文言語学フォーラム>於:東京外国語大学
○「植民地近代の同一性と非同一性」、2011年11月25日、<2010東アジア韓国学国際学術会議>、於:仁荷大学学術情報館国際会議場(韓国・仁川)
○「韓国の中の東アジア」、2010年6月27日、「東アジア移住共生映画祭2010 in 熊本」の中の<国際シンポジウム:日本の中の東アジア・韓国の中の東アジア>の主催者・パネラー、於:熊本学園大学高橋守雄ホール
○「地球化空間に関する一研究:韓国の小説・映画に表れているソウルの外郭カリボンを中心に」、2010年2月27日、<東アジア学会第52回定例研究会>、於:西南学院大学西南コミュニティーセンター
○「東アジアの移住・共生映画における人権」、2009年11月28日、<仁川人権映画祭シンポジウム>、於:カルチャーファクトリー(韓国・仁川)
○「日本の移住問題及び移住民の生活と移住民政策」、2008年12月20日、<韓日多文化政策の比較および政策的含意―2008韓・日国際学術会議>、於:忠清南道女性政策開発院(韓国・大田)
○「植民地時代の安夕影の映画<志願兵>について」、2008年11月16日、<60年ぶりに発掘!植民地時代の韓国映画をどう評価するか>、日韓次世代交流映画祭学術シンポジウムのパネラー、於:別府ビーコンプラザ国際会議場
○「在日ディアスポラの現実」 2008年10月25日、<ディアスポラ民族文学国際学術会議>、ヨサン誕生100周年記念文学祭(主管:社団法人釜山作家会議・国立釜山大学韓国民族文化研究所)、於:釜山日報社
○「植民地朝鮮の都市と近代―安夕影の漫文漫画を中心にして―」、2007年12月16日、<見る・学ぶ・暮らすー比較植民地学の樹立を目指して>、九州大学韓国研究センター国際研究集会2007、於:九州大学
○「在日コリアン小説から見る在日コリアンのアイデンティティー」、2007年7月20日、<分断体制下の南北韓の社会変動と民族統一の展望>、韓国延世大学校国学研究院学術大会、於:韓国・延世大学校
○「‘コリアンネットワーク’から‘東アジア移住・共生コリアンネットワーク’へ」2007年11月30日、<第6回東北アジアコリアンネットワーク国際会議>、於:ソウルオリムピックパークテル
○「省察と疎通に到る道」、2007年5月26日、<第11回東アジア社会文化研究会>於:熊本学園大学
○「紛争の東アジア海から平和と共生の海へ」、2006年12月2日、<第4回国際シンポジウム>、東アジア学会(福岡)・ビジョン連帯21(釜山)、於:韓国海洋大学(釜山)
○“The Everyday and Improvisational Cartoons in the Modern Colonial City”(2006年2月18日)Conference: “Urban Culture in Colonial Korea”、Venue: Institute of Asian Research, University of British Columbia, Vancouver, Canada
○「移住と富川外国人労働者の家」、2004年12月、<2004東北アジア青年フォーラム>、コリアン助け合いの会、於:建国大学(ソウル)
○「1930年代の漫文漫画と植民地都市空間の日常」、2004年12月5日、<国際共同研究会2004>、於:九州大学韓国研究センター
○「植民地朝鮮においてのモダンガールと植民地近代」、2004年9月25日、   <国際シンポジウム アジアのモダンガールと世界―グローバル資本・植民地的近代・メディア表象―>、於:お茶の水大学ジェンダー研究センター
○「アジア近代女性の形成-植民地朝鮮文学における近代女性と消費文化」、2003年8月、<アジア女性学セミナー>、梨花女子大学女性学センター、於:梨花女子大学(韓国)
○「韓国文学史と漫文漫画ジャンル」、2001年9月、韓国文学研究学会、於:江華島(韓国京畿道)

【研究プロジェクト】                  
○「情念コミュニティーと感覚的結束を通した人間関係に関する考察」(共同研究員)、2011年5月~2014年4月、韓国研究財団(韓国)
○「韓国の移住小説における都市空間研究」(科学研究費補助金:基盤研究(C) 研究代表者)、2010年度~2012年度、独立行政法人日本学術振興会
○「韓国文学論の出版」プロジェクト(責任者)、2007年5月1日~2008年4月30日、韓国国際交流財団(Korea Foundation)
○「民族と国民:アイデンティティの再構成」(共同研究員)、2005年10月~2007年10月、韓国学術振興財団・(韓国)延世大学校国学研究院の共同研究プロジェクト
○「近代化・世界化と韓国社会の発展論理」(共同研究員)、2003年10月~2005年10月、韓国学術振興財団・(韓国)延世大学校国学研究院の共同研究プロジェクト

【公開講座等】 
○「国民を越え’東アジア市民’になる共生映画祭」、2013年11月12日、<慶應大学講座「東アジアの伝統と挑戦」2013>、於:慶応大学日吉キャンパス
○「韓国の文化と東アジア」、2013年10月22日、<水俣学研究センター公開講座>、於:水俣市公民館
○第6回東アジア市民共生映画祭(実行委員長)、2013年10月11~12日、於:熊本学園大学高橋守雄ホール
○「共生の海へ~韓国人教師の挑戦~」(韓国・ロシア沿海州との共生探訪企画)、JNN九州沖縄ドキュメント『ムーブ』(出演)、RKK等、2013年3月24日~28日
○「87システムから東アジア共生ネットワークまで」、2012年11月6日、<慶應大学講座「東アジアの伝統と挑戦」2012>、於:慶応大学日吉キャンパス
○「東アジア市民の共生ネットワーク」、2011年11月12日、<2011秋公開講座:つながる「いま・ここ」-ソーシャルネットワークの現在を見る>、於:熊本学園大学エクステンションセンター
○「韓国のニューマスメディア」、2009年11月21日、<2009秋公開講座>、於:熊本学園大学エクステンションセンター
○「東アジアの移住と共生」、2008年11月22日、<公開講座:熊本の地域福祉-共生社会を目指して>、熊本学園大学エクステンションセンター
○「移住労働者をめぐる韓国の現状」、2006年12月3日、<パレアフェスタ2006-コムスタカ・外国人と共に生きる会によるワークショップ>、熊本県民交流館パレア
○「20世紀アジアにおけるトラウマ」、2002年10月、慶應大学通信教育部、慶應大学
○「自我を探しに出た『空と風と星と詩』の詩人-尹東柱」、2001年8月、<大学コンソーシアム京都>、「日中韓の大学教育と民族教育」、キャンパスプラザ京都