お知らせ

 韓国語劇 「8クリスマス上演

   ✽ 日時 : 20061021() OPEN CAMPUS 午後時 

   ✽ 場所 : 熊本学園大学 学生会館 4階ホール

   ✽ 韓国映画 『八月のクリスマス』の中の印象的な場面を

     取り上げ、2年生が中心となって行う。

 

 配役 & STAFF 

 

  Actor・Actress                                                         

   ジョンウォン (ハン・ソッキュ)     

  池松知憲、上田 達典、鈴木貴大、松本拓、村崎 雄一郎、中島大喜                  

   タリム (シム・ウナ) 有岡恵実、西田美音、本田真美、南田真琴                          

   ジウォン  (ジョン・ミソン) 管友見

   ハルモニ  白石曜香

   ハルモニの息子  友情出演

   ジョンウォンの父 (シング) 青柳 洋介

 

 

  STAFF      

   進行  荒牧佑佳、宮川桃子

   舞台美術  吉満翁江、吉松玲、伊藤舞、平田恵利奈

   照明  白石曜香、松元良輔 、西田美音

   字幕   井村美琴、古庄利美、足立香奈江

   音楽  高本歩、松永彩花、吉田亜耶美

 

 

 

 

 

 

 原作 8月クリスマス』 

    (8월의 크리스마스・1998)

 

 死を目前にした小さな写真館の主人と、

 純粋な微笑みの美しい駐車取り締まり員のタリムの

 穏やかで胸痛 む愛を描いた映画。

 

  ホ・ジノ監督のデビュー作であり、

 ユ・ヨンギル撮影監督の最後の作品で、

 ハン・ソッキュ、シム・ウナが主演した。声高でなく、

 深い余韻を残す美しい作品。

 第34回 白象芸術大賞及び、国内外映画祭で多数受賞。

 

 

              

 

 

       

 

ジョンウォン(ハン・ソッキュ)は、小さな写真館を経営している。

父の視力が衰え仕事ができなくなったため、ジョンウォンが譲り受けたものだ。

ジョンウォンの写真館には、幸せそうな家族写真や、

初恋のジウォン(ジョン・ミソン)と笑って撮った白黒写真、

そして父が撮った過去の写真が飾られている。

 

この写真館には小学生たちが女子校の団体写真を持ってきて、

 自分の好きな女の子を拡大してくれと騒いだり、

 若い頃の写真を持ってきて復元していくおばさんの過去への香り、

 死を前にしたおばあさんが一人で訪れてきて、

 葬式用の写真を撮るという涙の出るエピソードがあふれる。

 

 ジョンウォンは30代中盤に立ち入る。

 彼は今後どのくらい生きられるのか分からない。

 彼は死をひかえていた。

 だが今までジョンウォンは様々な感情を超えて、

 やっと死を静かに受け入れる準備ができるようになった。

 ジョンウォンの傍らには早世した母代わりまでして

 人生の半分を生きてきた父(シング)、

 時折やって来る結婚した妹のジョンスクがいる。

 ジョンウォンの残りわずかな時間はそうやって静かに流れていた。

 そんなある日、タリム(シム・ウナ)という女性が現れる。

 彼女はジョンウォンの写真館の近くで駐車の取り締まりをしている女性だ。

 毎日似かよった時間に写真館の前を通り、

 取り締まった車両の写真を預けていくタリムは、

 徐々にジョンウォンの日常に入り込む。

 

 

 

二十代初めのタリムは大胆で活気にあふれる。

真昼の日差しを避けて写真館にやってきては、

夏が嫌いだと文句を言う。ジョンウォンは死にゆく自分とは違い、

これから人生が始まるタリムから初夏の果物の瑞々しさを感じた。

タリムはジョンウォンに惹き付けられていく。

彼女がジョンウォンに惹かれる理由は、

彼の持つ心の安らかさのためだ。

フィルムを入れて欲しいと大胆に頼んでも、

何も言わずに微笑んで入れてくれ、

駐車の取り締まり中にあった不快な出来事に

不平を言っても黙って聞いてくれる。

彼女はジョンウォンの胸に穏やかな波紋を起こす。

ジョンウォンは新しい女性に出会ったが、

新しい事を始めるには自分に残された時間が

それほど多くないことをよく知っている。

だが、ジョンウォンはタリムが写真館に来る時間を待つようになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ジョンウォンの様態が悪化して病院に担ぎ込まれた。

ジョンウォンはタリムに会うのを恐れる。

 

ジョンウォンの状態を知らないタリムは、

ドアの閉じられた写真館の前を何度か行き来していた。

待ちきれないタリムは、

手紙を書いて写真館の閉じたドアに挟み込む。

 

 家に帰ってきたジョンウォンは、

 タリムの手紙といつか撮ってあげた

 彼女の写真を見て涙を落とす。

 タリムはもう写真館に現れない。

 ジョンウォンは駐車の取り締まり員に尋ねて、

 転勤したタリムに会いにいく。

 だがカフェに座って忙しく働くタリムの動きを、

 指で描いて見守るだけで帰ってきてしまった。

 クリスマスを数日後に控えて、

 

 ジョンウォンは自分の葬式用の写真を撮った。

 ジョンウォンは再び病院へ。

 再び帰ってくることは難しいようだった。

 クリスマスイブ。

 タリムが写真館を訪れる。

 写真館は出張中の札がドアで揺れて閉まっていた。

 館内をじっと見つめるタリムの視線が一ケ所に留まり、

 その顔に驚きが少しずつ浮かんでくる。

 くるりとドアに背を向け、

 両手に息を吹きかけるタリムは顔一杯の笑顔。

 微笑んだまま離れるタリムの後の写真館の陳列棚には

 「世界で最も明るい笑顔の彼女の写真」が

 額縁に入って飾られていた。

 その上にクリスマスキャロルが流れる。