ジェーンズが熊本の殖産興業のために書いた本。

明治六年の夏に書かれたものでジェーンズの教え子によって和譯された。

「自序」から始まり「総論」「茶説」「糞説」「米説」から成っている。

 ジェーンズは五年間熊本に滞在した。その短期間に熊本の現状を驚くほど正確に把握し熊本の進むべき方向を示している。  現在の日本が学ぶべきことが多い内容である。