1998年6月アナ・ボルツさんは、ブラジル人であることを理由に静岡県浜松市の宝石店から追い出された。
地裁浜松支部で、人種差別撤廃条約を根拠に、ボルツ全面勝訴(155万円の慰謝料など)。(参照 1999年10月12日の中日新聞)
今回はじめて、1995年12月15日に日本が批准した「 あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」の効力が法廷で認められた。
これで、さまざまな形の「外国人お断り」は一層正当化しにくいものになった。
また、この判決をきっかけに日本における外国人に対する差別がNew York Timesで取り上げられた(この記事に関する日本語の記事もある)。同記事に、熊本県立大学の外国人差別問題に関する記述もあった。
国内の法整備
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