「人種」や「民族」の概念についてアメリカではraceとethnicityを使い分けることが普通。
「人種」で説明できることは、主に他人の反応や偏見程度で、考え方、価値観、得意不得意は「民族」(あるいは「個性」)で説明される。 後天的な違いをまるで先天的な違いであるかのように考えることは多くの差別の口実となった経緯がある。(例えば、知的能力) だから、後天的なことがらを「人種(race)の違い」として説明しようとすれば、その説明や発言がracistなものとして非難される可能性が高い。 学力や音楽的な能力などはraceの概念では説明できない。ジャンプ力でさえraceで十分説明ができない。 race(人種)もethnicity(民族)も社会的に構築された概念である。 [HOME] |