成績評定
- 中間試験や課題、出席などの相対的重要度
成績を評定する際、中間試験、課題、期末試験の点数を下記の割合で計算します。
中間試験 30% 課題 10% 期末試験 60% 期末試験は全体の6割でしかないので、課題が未提出で中間試験が無断欠席となっている場合は、合格に必要な60点に達するためには期末試験で100点満点を取らなければなりません。今まで期末試験で100点満点を取った学生がいませんので、合格するためには必ず中間試験を受け、課題を提出する必要があります。
最終的な段階で、場合によっては出席点を加味することもありますが、過度に期待しないでください。出席しただけで単位は出ません。授業において出席標を配る主な理由は、裏に書かれるコメントや質問などを通して、受講者とのコミュニケーションに役立てたいからです。
1999年度の成績評定の結果は下記のとおり。
A 17人 B 16人 C 12人 Dなど 18人 「Dなど」に期末試験を欠席した人も含まれています。
成績の評定方法に関する質問についてこのサイトにある講義の掲示板で答えましたので、読んでください。
- 中間試験
- 内容
講義内容や『ごく普通の在日韓国人』に関する問題。
期末試験同様に、参照不可とします。
- 課題
広い意味での「日米比較文化論」(本講義で扱っているテーマや話題など)と関連のある新聞記事とその記事を選んだ理由に関する簡潔な説明(数行程度)を提出してください。
次の点に注意してください。
- 記事をA4の紙(A4ならどんな用紙でもいい)に貼り(ホチキスで止めてもいい)、選んだ理由をその紙に簡潔に書くこと。
- 必ず新聞名と記事が掲載された日付を明記すること。
- 切り抜きやコピーのどちらでもよいが、コピーの場合は縮小しないこと。
大きな記事の場合は、一部を紙に貼り付けて、あまった部分を折りたたむこと。- 12月15日(金)までに提出すること。
その後は受け付けることができない場合があります。毎回の授業の後に受け付けますので、締切ぎりぎりまで待たず、早目に提出してください。- この課題は一回だけ出せばいいです。
課題の評価に関しては、上記の指示に従って作成して提出すれば、満点になります。
- 欠席届について
上の「中間試験や課題、出席などの相対的重要度」の項目で、下記のように説明しています。
最終的な段階で、場合によっては出席点を加味することもありますが、過 度に期待しないでください。「出席点を加味する」のは、テストで講義に対する理解を充分に示すことができなかった場合に、出席することによってテストで現れていない知識などを身に付けただろう、と考えることができるからです。つまり、「プラス材料」として考慮することができます。しかし、いかなる理由であっても、欠席の場合は当然、その欠席が本講義履修上の「プラス材料」として受け止めることができません。私の講義では出席しなかったことを「マイナス材料」にしません。もしも「欠席の場合は減点する」ということであれば、「欠席届」は「減点免除書」として受理しても構いませんが、私は欠席で減点しないので、「欠席届」はほとんど意味がありません。唯一受理している理由は、受講者との新たなコミュニケーションのきっかけになったりするからです。
病気などのやむを得ない事情で長期欠席をする場合は、別の救済措置を考えたいと思いますので、ご連絡ください。
なお、上で書いたように、あまり出席点を加味することを期待しないでもらいたいと思います。多くの受講者のテストのできがよく、特に救済措置の必要性を感じない場合は出席点を一切考慮しないことが多いです。