エクセル95とエクセル97ではグラフの作り方が少し変わりました.テキストはエクセル95での操作説明になっていますので,エクセル97を使う場合はこちらを参考にしてください.ただし,グラフウィザードに従って作成を進めていくという方式は変わっていません.
1.ワークシートからグラフにするデータ部分を範囲指定
テキストP35の「日本の卸売物価指数」の場合は,A4:D16の範囲
2.グラフウィザードアイコンをクリック
グラフの種類を選ぶウインドウが現れます.ここで「折れ線」グラフを選びます.
3.「次」をクリックして,設定を進めていきます.
タイトル:日本の卸売物価指数
数値軸:1980=100
4.「完了」をクリックして,最後にグラフの作成場所を指定
グラフの作成場所:
新しいシート:グラフシートにグラフだけ表示
オブジェクト:ワークシートの一部にグラフが表示される
通常は,オブジェクトの方を選びます.
○グラフの微調整の方法は以前と同じで,グラフを編集可能にして(ダブルクリックして),変更したい部分をダブルクリックして,現れた設定画面で変更します.
○グラフを消去(削除)するには,グラフをクリックしてから,編集メニューから「クリア」を選びます.Backspaceキーは効きません.
複合グラフの作り方も基本は変わらないのですが,細かいところでかなり変更になっています.テキストP43-47.
1.指数のデータ部分C5:C16の範囲を選択
2.グラフウィザードをクリック
グラフの種類を選ぶウインドウが現れます.ここで「ユーザ設定」の項目を選びます.この中に「2軸上の折れ線と縦棒」があります.これが棒グラフと折れ線を同一グラフに描く複合グラフです.左の縦軸は指数,右の縦軸は上昇率(%)になります.
3.「次へ」をクリックした後,系列の名前の指定
1で選んだデータが系列2となっています.名前の欄をクリックした後,ワークシートのB3(指数)をクリックします.名前に「指数」が入ります.
4.項目軸ラベルの指定
系列の指定のウインドウの下部に「項目軸ラベルに使用」があります.この欄をクリックした後,ワークシートでA5: A16(1月から12月)を選びます.横軸に1月から12月のラベルが入ります.
5.系列の追加
系列の「追加」をクリックすると「系列1」が現れます.
系列1のデータシリーズの欄をクリックして,「= 」だけを残して後は削除します.その後,ワークシートからF5:
F16(上昇率のデータ)の範囲を選択します.
名前の欄では,F2(上昇率)をクリックします.
6.グラフのタイトル,左数値軸,右数値軸の入力