第2回 表計算ソフトの基礎

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エクセルのファイルをMSWorksで使う方法[top]

自宅のパソコンでMSWorksを使っている方もいると思います.エクセルで保存したファイルは原則としてMSWorksでは使えません.しかし,エクセルで保存するとき,WKS形式で保存すれば,MSWorksで使えます.

エクセルで保存するとき,ファイルの種類の欄で,WKS形式を選べばよいのです.こうすれば,エクセルのファイルはMSWorksのファイルとして保存されます.ただし,エクセルの方が高機能ですから,MSWorksがサポートしていないエクセルの機能は保存されません.基本的な数値データは大丈夫ですが,エクセルで作成したグラフやエクセルでしかサポートしていない関数などはWKS形式には引き渡すことはできません.

その他,SYLKやテキスト形式で保存しても,エクセル以外の表計算ソフトで利用することができます.
SYLK形式では,データだけでなく,式情報も引き渡すことができます.テキスト形式ではデータ情報だけしか引き渡すことができません.従って,表計算中の式は計算された数値情報となってしまいます.

表計算へのデータと式の入力[top]

表計算でのデータ入力の基本
数値と記号と式は,英数半角で入力します.
日本語は,通常のワープロと同じように入力します.
日本語を入れるときは,余分な空白は入れない.
左詰め,右詰め,中央揃え,書式のツールバーをクリックするだけで変更できます.

式の入力は,
1.式を入力するセルをクリック
2.= を最初に入力.その後,必要な式を入力したり,セルをクリックする.

式入力のポイントは,=, +, - ,/ , * , ( , ) 等以外のセルの位置を示す記号はキーボードから入力する必要はありません.そのセルにカーソルを移動させ,クリックすれば,式入力欄に自動的にはいります.

表計算使いこなしのポイント[top]

1.下方向へのコピーと右方向へのコピーを多用すること.
2.相対参照と絶対参照の区別とその使い方を理解すること.

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