第3回 表計算ソフトの基礎2

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相対参照と絶対参照[top]

表計算ソフトの便利な,下方向へのコピーや右方向へのコピーがうまく実行できるのは「相対参照」のおかげです.
ところが,相対参照のままで,下方向へのコピーなどを実行すると間違った結果となる場合があります.それは,式がある特定のセルの位置を参照している場合です.このような場合は,「絶対参照」にしなければなりません.相対参照を絶対参照にするには,セルの位置の記号と数字の前にドル記号($)を付けます.

相対参照の例:E4
絶対参照の例:$E$4

$記号は,場合に応じて記号(上の例ではE)の前だけ,あるいは数字(上の例では4)の前だけにつけることもできます.

相対参照から絶対参照へ$記号を簡単につける方法があります.
セルをクリックすると,相対参照で式に入りますが,その後ファンクションキーF4を押すと,絶対参照に変わります.

成長率の計算[top]

テキストP.16参照

成長率=(今期の値−前期の値)/前期の値*100

寄与度の計算[top]

テキストP.17参照

GDPの各項目(消費,投資,政府支出,輸出,輸入)が,GDPの成長にどれだけ貢献したかを計算することができます.

年平均成長率の計算[top]

テキストP.19-23参照

年平均成長率は複利計算です.年平均成長率の計算が理解できていると,次のような文章がすぐわかります.

「10年間でGDPが2倍に成長したなら,この間の年平均成長率は7%です.」

知っていると便利なこと[top]

●連続する数字を簡単につくる方法

●セルの列幅を広げる方法

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