相対参照と絶対参照[top]
表計算ソフトの便利な,下方向へのコピーや右方向へのコピーがうまく実行できるのは「相対参照」のおかげです.
ところが,相対参照のままで,下方向へのコピーなどを実行すると間違った結果となる場合があります.それは,式がある特定のセルの位置を参照している場合です.このような場合は,「絶対参照」にしなければなりません.相対参照を絶対参照にするには,セルの位置の記号と数字の前にドル記号($)を付けます.
相対参照の例:E4
絶対参照の例:$E$4
$記号は,場合に応じて記号(上の例ではE)の前だけ,あるいは数字(上の例では4)の前だけにつけることもできます.
相対参照から絶対参照へ$記号を簡単につける方法があります.
セルをクリックすると,相対参照で式に入りますが,その後ファンクションキーF4を押すと,絶対参照に変わります.
成長率の計算[top]
テキストP.16参照
成長率=(今期の値−前期の値)/前期の値*100
寄与度の計算[top]
テキストP.17参照
GDPの各項目(消費,投資,政府支出,輸出,輸入)が,GDPの成長にどれだけ貢献したかを計算することができます.
年平均成長率の計算[top]
テキストP.19-23参照
年平均成長率は複利計算です.年平均成長率の計算が理解できていると,次のような文章がすぐわかります.
「10年間でGDPが2倍に成長したなら,この間の年平均成長率は7%です.」
知っていると便利なこと[top]
●連続する数字を簡単につくる方法
●セルの列幅を広げる方法