第5回 グラフの作成

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ポイント[top]

エクセルでグラフを作成するときのコツをまとめておきます.
1.グラフウィザードに従う.
2.グラフの調整・修正はグラフウインドウをダブルクリックする.
この状態をグラフがアクティブであると呼びます.
3.グラフの修正は,修正したい部分をダブルクリックする.
4.データを選ぶときは,データの名前も選んでおく.これが凡例として使われる.名前を選ぶのを忘れても後から指定できる.

グラフ作成の手順[top]

グラフ作成の一般的な手順です.
1.グラフにするデータの範囲を選択.
2.グラフウィザードアイコンをクリック.
3.余白に矩形を描く.この枠にグラフが描かれる.
(注意:3の操作はExcel97以降では不要です)
4.グラフウィザードの質問に答えていく.
5.グラフの種類を選ぶ.
6.さらにグラフのタイプを選ぶ.
7.凡例は表示を選ぶ.
8.グラフのタイトル
9.軸ラベル,項目軸,数値軸,第2数値軸の設定
10.最後の段階で,グラフをオブジェクトとして出力するか,新しいシートとして出力するかの選択があります.通常はオブジェクトの方を選びます.
(注意:10はExcel97以降での操作です)
11.以上で一応完成

微調整
グラフをダブルクリックして編集可能にする.
1.凡例の位置は下へ.凡例の部分をダブルクリック,位置から,下端を選ぶ.凡例の輪郭は「なし」を選ぶ.
2.グラフ表示面を大きくする.グラフ表示部分の枠の右下隅を引っ張る.
3.文字部分の変更は,ダブルクリックして,文字の配列を横方向にする.
4.文字の枠をドラッグすれば自由に移動できる.
5.横軸に年(項目軸)を入れる.
グラフをアクティブにして,最初のグラフ(棒)の一部をダブルクリック.Xの値を選ぶ.Xの値の欄をクリックして,ワークシートから該当する範囲をドラッグすると,この欄に入る.

グラフをグラフシートに作る方法[top]

グラフは通常は,ワーク(データ)シートの一部として作りますが,グラフだけを独立してグラフシートにつくることもできます.

Excel97以降では:
グラフシートにグラフを出力するには,グラフウィザードでの最後の質問に,「新しいシートとして出力する」を選ぶとシートに出力されます.

それ以前のバージョンのエクセルでは:
1.ワークシートからグラフにするデータの範囲を選択した後
2.挿入メニューから,グラフ,新規グラフシート,の順に選びます.
3.後は,グラフウィザードの支持に従ってグラフを作ります.
その他の手順は上のグラフ作成の場合とまったく同じです.

グラフシートからワークシートへ切り替えるには,画面下のタブ(名前が付いている)をクリックします.

複合グラフの作り方[top]

1.ラベルを含めてデータ部分を選択します.
2.グラフウィザードをクリック
3.「ユーザ設定」を選択
4.ここで,「2軸上の折れ線」選びます
  この場合は2種類とも折れ線の複合グラフです
5.次に進んで,「系列」を選択
6.系列から暦年のデータは削除
  1.で暦年データ部分を選択していなければ不要
7.項目軸ラベルに,暦年のデータ部分だけを選びます
8.次に進んで,タイトル,y数値軸,第2数値軸の単位を入力して終了


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