自動契約機の登場


最初の自動契約機は、1993年にアコムが原宿と博多に設置した「むじんくん」である。
それにつづいて、武富士の「¥enむすび」、プロミスの「いらっしゃいまし〜ん」、
アイフルの「お自動さん」、レイクの「ひとりででき太」など、様々なネームングで登場した。

かつて「サラ金」というと、暗くて近寄りがたいイメージがあった。
自動契約機は、そのような借り手の心理負担を軽くするために設置された。
各社のユニークなネーミングは、消費者に親しみやすさをあおることがねらいである。

1996年度のデータでは、大手5社の有人店舗数は前年の2545店から2583店増えたのに対し、 無人機設置台数は1240台から3092台も増加している。

無人機による獲得年齢層は、20〜30代の男性が最も多い。
平均融資額は、店頭受付だと20万円、無人機受付だと3万円である。


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