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 九州における最適ネットワーク領域

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 情報残存率δが大きくなると佐賀中心ネットワークが優位になるという結果が出ています。

 情報残存率δの値が1に近いということは「ITを駆使した電子政府」のイメージです。これに対して情報残存率の値が小さいということは、人々が直接足で情報を入手するようなイメージです。現在の地方政府はどちらかといえば後者に近いのではないでしょうか。

 また、図中、linked-starとありますが、これは福岡と熊本の二都市で州都機能を分担するというケースです。δ=0.9あたりで考えると、この状況は「ある程度ITを活用し、その一方で従来型の足で情報を収集するような政府」のイメージになります。


作成:宇野木広樹(熊本学園大大学院博士課程)

 
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