イメージ・スキャナーを使う

写真をPhotoshopで加工したり,ホームページ用の画像に使うためにはスキャナーでコンピュータに取り込みます.スキャニングソフトDeskScanIIの使い方を説明します.
(1)スキヤナーの電源を入れます.
(2)スキヤナーの蓋を開け,写真を裏返しにして,右上の角(マーカーがある)にぴたりとあわせます.
(3)スキヤニングソフトDeskScanII2.2のアイコンをダブルクリックしてスタートします.
(4)スキヤン用の画面が現れます.初期設定では,
Type:Sharp Millions of Collar(フルカラー)
となっています.高画質でスキャンする場合はこの設定を選びます.
Typeのところでは,普通はSharp ColorPhotoで十分でしょう.
白黒でスキヤンしたい場合はSharp Blackand WhitePhotoを選びます.線画の下絵をスキャンする場合はBlack Drawingを選びます.
Path:Screen(画面上に表示)
Brightness:スライドバーは中間
Contrast:スライドバーは中間
Scaling:100%(元の写真と同じ大きさ)縮小拡大は矢印をクリックして調整します.
Type以外の設定は普通は変更する必要はありません.
(5)Previewポタンをクリック
右側のウインドーにスキャンする写真が現れます.同時に写真の周囲には動く点線が現れます.点線で囲われた部分が最終的にスキャンされるので,写真を見ながらスキャンする範囲を調整します.
左側のコントロールウインドーで重要な情報は
Size:510K(フルカラーで少し大きめの写真だとこの大きさになります)サイズはデータ容量のことです.2HDのフロッピーディスクは1.4メガ(1400K)だから,510Kだと約1/3を占めます.自分のフロッビーディスクの空き容量を確認することが大切です.空き容量が少ない場合は,フルカラーでのスキヤンを諦めて,(4)の設定のTypeのところをSharp ColorPhotoに変更します.この設定だとファイルサイズは168Kぐらいになります.ただし,画質はフルカラーに比べれば劣ります.
一度Previewした後,Typeを変更すると,その設定に応じてスキヤン写真のプレビユー画面が変化するので,その違いを確かめてください.
(6)Finalボタンをクリック
保存するときのウインドーが現れます.重要なのはFile Formatの欄の設定です.どのファイル形式を選ぶかは,画像をどのように使うかできまります.
File Format
TIFF:PageMakerで使うときはこれを選びます.
EPS:Illustratorで使うときはこれを選びます.
PICT:マックの標準形式です.HyperCardのときはこれを選びます.ホームページの画像用にJPEGやGIFに後で加工する場合も,PICT形式で保存しておきます.
MacPaint:マツクのビツトマップ標準形式です.HyperCardのときはこれを遷んでもかまいません.
(7)Saveボタン
フロツピーディスクに保存するときは,デスクトップボタンをクリックして,自分のフロツピーディスクを選び,開いてから,File Name欄に名前をつけて「Save」ボタンを最後にクリックします.この段階で最終的なスキヤンが開始され,指定したファイル形式でディスクに保存されます.

補足
スキャナーがTWAIN対応という機種であれば,Photoshopから直接コントロールすることができます.次のような手順を踏みます.
1.Photoshopのファイルメニューから/入力用プラグ/TWAIN対応機器からの入力 を選びます.
2.DeskScanIIが起動し,自動的にPreviewが開始します.
3.Finalをクリックすれば,Photoshop形式でのスキャンが開始され,Photoshopの画面にスキャンした画像が現れます.
4.保存するとき,ファイル形式としてEPS,TIFF,JPEGのどれかを選びます.GIFで保存する場合は,モードから「インデックスカラー」を選んでからファイル形式を選択できます.

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