ビッグマック・インデックス

英エコノミスト誌による各国の購買力比較調査。マクドナルドは世界120カ国で販売されているが、ビックマックの価格を比較することでその国の通貨の購買力を測ろうという試み。日本での2003年4月中旬現在のビッグマック購買力平価は1ドル=96.7円.このときの外為市場の実際の円レートは120円だった.ビッグマック購買力で判断すれば,実際の円相場は過小評価されていることになる.

このとき日本でのビックマック1個262円(税込み)、米国では1個2.71ドル(売上税込み).ビックマックPPP(購買力平価)は日本の値段262円を米国の値段2.71で割って求める。262円/2.71ドル=96.7円

ビックマックによるPPPの計算が本格的なPPPの研究結果とそれほど大差ないのでラフな見方としておもしろがられている。

・Economist,ビッグマック・インデックス:
 http://www.economist.com/markets/Bigmac/Index.cfm
 イギリスの経済雑誌 Economist が毎年4月に発表
 http://www.economist.com/markets/bigmac/displayStory.cfm?story_id=1730909
 2003年4月のBig Mac Currencyの表


熊本学園大学公開講座 2003年11月12日(水)


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