購買力平価

購買力平価(Purchasing Power Parity: PPP)というのは,自国の為替レートの価値は自国と相手国の物価水準の比率に反比例するという見方である.自国の物価水準が相対的に上昇すれば,自国の通貨(例えば円)の購買力は低下する(円安)。逆の場合は円高。実際にPPPを求めるときは以下の式に基づいて計算する。基準時点をどう選ぶか、どの物価指数を使うかによって様々な値が計算されうる。


            日本の物価指数(基準=100)
PPP = 基準時の円レート×---------------------------------
            米国の物価指数(基準=100)


熊本学園大学公開講座 2003年11月12日(水)


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