お知らせ
- 2010年11月20日21日
第61回全国大会は終了しました - 2010年10月25日
提出された原稿の全てを確認(原稿提出者ご本人にお願い)
印刷会社に全原稿を渡す - 2010年10月14日
大会案内を送付しました。(振り込み用紙、暫定版プログラムを含む) - 2010年10月2日
暫定版のプログラムを公開しました。(大会プログラム) - 2010年9月30日
コメンテーター依頼メールを特定の方に出しました。 - 2010年9月27日
発表申込確認メールを申込者宛てに出しました。
- 2010年9月22日
発表申込を締め切りました。
- 2010年8月26日
発表申込み期間を延長しました。
原稿受付の期間を延長しました。 - 2010年7月20日
発表申込みを開始しました。
理事会
理事会開催日:2010年11月19日(金)17時30分〜 熊本学園大学
理事会開催前:食事(弁当とお茶)
16時40分〜(於:本館4階ラウンジ)
理事会 :17時30分〜(於:本館4階第2会議室)
幹事懇親会 :理事会終了後、繁華街の居酒屋に移動(送迎バス利用)
21時00分〜(場所:仲むら、会費:4000円程度)
研究発表大会
日時:2010年11月20日〜21日
会場:熊本学園大学 12号館3階・4階
総会:熊本学園大学 14号館ホール
懇親会:ホテル日航熊本
大会開催の要旨
統一論題
新しい時代の地域産業
今日、情報技術(IT)は世界的に普及し、経済のグローバル化は一層加速しています。国際的には競争が激化し、国内では少子高齢化が進行する中で、地域経済の活力を高めるためにはどうすればよいのでしょうか。厳しい経済状況下で、はたして地域の経済に明るい展望を描くことは可能なのでしょうか。
地域における産業振興は、いずれの地域においても重要な課題の1つです。なかでも、地域経済が持続的に成長していくためには、域外から所得を獲得する基盤産業の育成が不可欠です。従来の地域開発戦略は、国からの財政支援のもと産業基盤を整備し、工場を誘致することで乗数効果を地域経済にもたらすことに主眼が置かれていました。しかし、国の財政は急激に悪化、企業は海外に直接進出する事態となり、このような従来型の地域開発は転換を迫られています。そのようななかで、地域経済が自立しつづけるためには、個人・企業・団体<・地方自治体などによる様々な形での連携が必要不可欠になっています。
2008年秋からの世界同時不況は大企業の出先工場に大きな打撃を与えました。今回の経済危機は、地域とのかかわりが弱い進出企業、とりわけ大企業の出先工場や支店を基盤産業とする地域経済の脆弱性を改めて浮き彫りにしました。一方、これまで地域に密着した基盤産業の代表であった「地場産業・産地」は、バブル崩壊後、衰退の一途をたどっており、今後の地域経済の発展を従来型の産地に頼ることはもはや難しくなっています。
地域産業は、「地域との絆」を持った中小企業・事業所群からなり、その土地で得られる地域資源を競争力の源泉とするなど、その地域に存続し続ける積極的な理由を持っているといえます。これまで地場産業・産地分析では捉えきれなかったあらたな地域経済の担い手を見出すとともに、地域の産業振興のための新たな視点を見出すことが必要になっています。
上述のような問題意識から、本大会では、ICT、環境技術、観光開発、食の安全・安心などをキーワードにして地域産業を分析し、地域経済の持続的発展と地域振興・活性化の手がかりについて議論を深めていくことにします。
情報経営学会第61回全国大会実行委員長 境 章