皆様、新年あけましておめでとうございます。溝上研福岡本部、事務局長の竹隈(6
期生)です。
平成29年1月13日(金)に溝上研福岡本部の新年会を開催いたしました。新年会には、1期生の柴田名誉本部長、倉成さん、2期生の竹林本部長、盛坪幹事長、4期生の本田さん、吉田さん夫妻とかわいい娘さん2名、6期生の竹隈に加え、今回、卒業3年目、19期生の山本さんが参加してくれました。
新年会では、「闇の1期生」の話をはじめ、学生時代の思い出話などで大いに盛り上がりつつ、間にちょっとまじめな話を挟むなど、話がつきませんでした。途中、柴田名誉本部長が女子会側に参加する場面も見られましたが。
何よりの収穫は、若手の山本さんが参加してくれたことでした。若いパワーにみんなたじたじになる場面もありましたが、パワーをもらい、これからの年度末を何とか乗り切れる気がしましたし、次回以降、若手のさらなる参加を期待したいところです。
次回は年度明けの開催と思いますが、都合が合わず不参加であった溝上先生をはじめ、OB・OGの方、是非ともご参加ください。熊本・宮崎・鹿児島の方々も含め、総会みたいなのを開催できればと勝手に考えているところでした。
では、皆さん、体をご自愛いただき、これからの年度末を乗り切りましょう。
7期生の久保です。
2016年の締めくくりを飾る(?)うれしい話題をご報告します。
去る10月某日に溝上研OB・OG総勢10名が福岡市内某所に集まり、溝上研福岡本部設立式典が盛大に執り行われました。設立のきっかけは、今年3月まで宮崎支部で名誉支部長を務めていた2期生の竹林さんが福岡への異動を機に、溝上研OB・OG会の総元締めとなる組織を卒業生が大勢いる福岡の地で更なる結束を深めていこうと画策したもので、約半年もの間、福岡本部設立の構想を練りに練り上げ、晴れてこの日設立の運びとなりました。
式典には、地元福岡から2期生の竹林さん、盛坪さん、3期生の椛島さん、4期生の吉田さん夫妻とかわいい娘さんお2人、今回の幹事でありながら遅刻した6期生の竹隈さんの8名に加え、この日たまたま福岡出張だった熊本支部長(?)の2期生河内さん、そして、宮崎から広島出張の途中で立ち寄った7期生久保の総勢10名が参加しました。
また、式では宮崎支部で毎回恒例だった役職決めが行われ、以下の体制で不定期に活
動していくことが決定しました。
【溝上研福岡本部兼福岡支部】
・柴田名誉本部長(1期生)
・竹林本部長(2期生)
・盛坪幹事長(2期生)
・竹隈事務局長(6期生)
当日は、1期生の柴田さん、4期生の本田さんも参加予定でしたが、お仕事の都合で参加がかなわず残念でしたが、先輩方と久しぶりにお会いして、福岡本部の結束力の強さを感じた夜となりました。
では、年末のOB会で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
P.S. 福岡在住の方はもちろん、県外から出張等で福岡に来られる方も、竹隈事務局長にご一報いただければ、いつでも臨時総会を開催するとのことですので、みなさまからのご連絡お待ちしております。
久保君,竹林君はいつでもどこでも楽しそうで何よりです.「久保君が思いを寄せるところには支部ができる」でしょうか.次回支部総会開催の際は,私にも連絡して下さい.時間があったら新幹線で駆けつけますので.
ご存じのように,今回の熊本地震で工学部1号館は損壊し,立ち入り禁止となっており,住人だった社会環境工学科と建築学科の教職員と学生,および理工系事務,全学施設の職員は全員,工学部内の空いたスペースにてんでばらばらに避難状態です.工学部1号館4階A420にいた私も,現在,黒髪南C3(工学部研究棟I)の9Fの915という部屋にいます.学生諸君は柿本研の学生と一緒に同じフロアの905にいます.いずれも,元々そこにあった机と椅子しか使えず,非常に劣悪な環境にいますが,相変わらずの研究室の団結で楽しくやっています.
上記のような環境なので,研究室のHPも更新もなかなかできず,卒業生には研究室やOBの状況報告ができず申し訳なく思っています.できるだけ早く再開します.
【溝 上】
8月25日から27日まで,ソウル市立大学で開催された4大学国際ジョイントセミナーで,溝上教授が「Design and Management of Electric Vehicle Sharing System : Simulation Model for One-way Micro Electric Vehicle Sharing System」と題して研究発表を行いました.
今年で9回目を迎えるこのセミナーは,当初はソウル市立大学とカルガリー大学の2大学で開催されていたのですが,溝上教授が2009年にソウルで開催された2回目のセミナーに参加して3大学になり,2010年の3回目は熊本大学で開催しました.その後,3大学で持ち回り開催していたのですが,2013年の熊大開催時に中国同済大学が参加し,その後は4大学のジョイントセミナーに発展してきました.
今回は熊本地震の影響もあって,熊大からは私と藤見研のM2のMohsen(PEACE学生)だけの参加となりましたが,主催のソウル市立大学は温かく迎えてくれました.これも継続的な学術,及び人的交流の成果です.来年の開催校は熊大です.震災復興で忙しいかもしれませんが,十分な準備を行い,今後も深い交流を継続していきたいと思っています.
8月1日から中国山東省青島で開催されている交通の計画と管理に関する国際サマースクールで,溝上教授が各国からの学生諸君を前に「Electric Vehicle Operation and Sharing Systems: Design and Management」と題して講義を行いました.
このサマーセミナーは,溝上教授の友人の山東大学のZou Nan教授がwBや中国政府からの援助を受けて2年前から始めたもので,主として東アジアの大学から学生数名ずつが参加している.今年は中国本土,香港,上海,台湾,韓国,および日本から約40人が参加していました.
溝上教授はCar2goやHa:moのHP上やYouYubeの動画を見せる予定でしたが,中国では通常はこれらにはアクセスできません.アクセスできなくなるカギを解錠する方法があるようで,そのことをよく知っている香港の学生に解錠してもらって上映しました.
学生諸君にとっては溝上教授の講義内容は興味深かったようで,多くの質問があり,活気のある3時間の講義になりました.
熊本地震は益城や南阿蘇だけでなく,熊本市内にも大きな被害をもたらしました.熊大も例外ではないのですが,その中でも黒髪南キャンパス,その中でも工学部,その中でも工学部1号館は大きな被害を受け,現在,立ち入り禁止となっており,居住していた社会環境工学科と建築学科の教職員と学生,自然科学系事務と全学施設部の職員は,工学部の空施設や空き部屋にてんでバラバラに避難している状況です.
そのような中で,来訪者の安全確保と地震による展示品や実験道具の損壊のため,震災後には中止も検討していたオープンキャンパスが,8月6日(土)の10:00から15:00までの5時間,開催されました.今年は私の研究室も展示に協力することになっていたのですが,作成していた展示用パネルが立ち入り禁止となっている工学部1号館に残されていることもあって,急遽,昨年度の卒論と修論をパネルにしました.
当日はオープンキャンパスに参加した高校生の総数こそ少なかったものの,社会環境工学科の部屋を訪問してくれた高校生の数は例年並みであった上,社会環境工学科で学び,研究する内容を質問していく熱心な高校生は多かったように思われます.
大きな地震がまだ起きるかもしれない危険な地域にある大学だというイメージで,来年度の志願者数が激減することが不安事項ですが,もり立てていきましょう.
7月27日(木)の15:00から,公益財団法人豊田都市交通研究所から招聘されて「熊本市の革新的な地域公共交通戦略 -公共交通基本条例に基づく路線再編計画と新たな補助制度・組織-」と題したミニ特別講演を行いました.研究所のメンバーだけでなく,豊田市交通政策課などの行政,名鉄バスなどの事業者,それにコミュニティ交通関係NPOなどの方々が聴講されていました.
熊本市の公共交通の再デザインは全国から注目を浴びるほどの先進的な理念と具体的な方法を持って計画されました.しかし,この2年間はほとんど前進しておらず,その間に各地ではかなり具体的で先進的な取り組みがなされ,熊本の公共交通の再デザインも周回遅れの感になっています.
九州地方整備局において,事業評価監視委員会委員など,長年にわたって国土交通行政に貢献したという理由から,溝上教授に対して九州地方整備局長より平成28年度国土交通行政功労賞が国土交通省授与されました.
熊本地震では,4月14日の前震と16日の本震で,メディアで話題の益城町や西原村や南阿蘇村をはじめ,熊本市東南部,嘉島町,御船町,甲佐町,美里町,宇城市,宇土市,八代市などでも大きな被害を受けました.今でも8,000人以上の方が避難生活を送られています.
幸い,私の家族と研究室のメンバーは全員,無事でした.また,大学構成員全員が大過なく,5/9以降,現在は通常のように授業や業務を行っています.しかし,社会環境工学科と建築学科,理工系事務のあった工学部1号館は応急危険度判定でBとなり,立ち入り禁止の状態です.学科の教職員と研究室の学生諸君は,工学部内の空いた部屋に複数の教員,研究室が相部屋で間借りして一時避難しています.1号館から持ち出したのは授業やゼミのためのPCと講義資料などわずかな物だけで,湯沸かし器は無いわ,内線電話は無いわ,机や椅子はそこに有ったものしか使えないわで,不自由な環境が続いています.
しかし,学生諸君はとても元気で,共用のハイスペックPCのある私の仮部屋に計算に来たり,壁に沿って一列に配置された種々の机に向かって作業したり,結構,不自由を楽しんでいます.が,このような生活もそろそろ限界に近づいてきました.1号館が使えるのか,立て替えするのならどのような手順で行うのか,その間,社会環境工学科と建築学科,理工系事務職員はどうするのか,はっきりさせて欲しいと思っています.
皆さん,仮の研究室は工学部研究棟Iの9Fの915(溝上)と902(学生研)です.熊本地震の被災の状況と今の研究室の様子を見に来て下さい.
写真は地震直後の私の家の部屋とキッチン,大学の私の部屋と研究室,現在の私の居室と学生研です.
今年も研究室配属が行われ,激しい競争率の中,優秀で初々しい?3人の新4年生が研究室にやってきました.3人ともジャガイモっぽい男達です.近いうちにメンバーに登録します.
左から,熊本出身の中村豪志君,松山出身の三好雄也君,福井出身の山本真生君です.
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4月2日に行われた日本都市計画学会九州支部ポスターセッション発表会で,M1に成り立ての尾山君が最優秀賞に次ぐ優秀賞を獲得しました.テーマは「コミュニティバスの導入・運行継続基準のあり方に関する実証分析」です.一緒にトライしたM1の田村君の「活動機会を考慮したアクセシビリティ指標の有効性分析」は残念ながら圏外でした.
内気な性格も手伝ってか,どちらもあまり上手にしゃべれないのが難点ですが,これから頑張って自分の意見を発言し,自分をアピールしていきましょう.