国指定史跡である江田船山古墳から出土した2百余点は、一括国宝として東京国立博物館に保管されています。金銅製冠・沓・純金製耳飾り・轡・鐙・太刀・剣などおびただしい副葬品の中にあって一本の太刀の峯に銀で象嵌された75文字の漢字は日本最古のものとされ、日本の古代史を研究するうえでの貴重な資料となっています。