明治時代を代表するジャーナリストでもあり、歴史家でもある徳富蘇峰(とくとみそほう)と、小説『不如帰(ほととぎす)』などで知られる弟・徳富蘆花(とくとみろか)。二人が少年時代を過ごした住居跡には、記念館と旧居があり約2000点に及ぶ資料や遺品が展示されています。またここは、蘇峰が生徒の自治を尊重する民主的な学校を目指した私塾「大江義塾(おおえぎじゅく)」跡地でもあります。園内にあるカタルパの木は、5月中旬頃に白い花をつけ、来園者の目を楽しませてくれます。