「ここがヘンだよ日本人」について

1. 「口論」と「討論」の違い

   • 目的

     （「勝つこと」対「互いに理解を深めること」）

   • 言葉の使い方

     （「武器」対「理解を深める道具」）

   • 自分の意見

     （「変えない」対「納得すれば変える」）

   • 心理状態

     （「感情的興奮」対「知的興味」）

   • 相手に対する態度

     （「敵」対「友人」）

   • 国籍と意見の関係

     （「統一重視」対「個人で考える」）

2. 「口論見物」を楽しむとは？

   • 感情的興奮を楽しんでいるという点では、ポルノを楽しむことと大差ないだろう。

   • 「闘鶏見物」や「やじ馬」の心だろう。

   • むしろ、「醜態」から目をそらしたくなるのは健全な反応ではないか？

   • 「討論」が好きになれば、「口論」は却って我慢ができなくなるのでは？

3. アメリカのメディアに両方があるが、口論が肯定される番組は低俗と考えられている。

   • 番組で「口論する」外国人を見て、「これが外国人の議論の仕方だったのか」と早合点する可能性はないか？

4. 「ここがヘンだよ日本人」では口論と討論が入り交じっているが、「口論」が奨励されている。

   • 「トーク･バトル」などの表現は企画の主旨・発想を表している。

   • 口論する出演者は繰り返し出る。

5. この番組で「外国人」や「外国」のことは理解できるか？

   • テーマの選択はだれの関心を反映しているか？

   • 出演者の行動はどこまで「やらせ」か？

     • 人選

     • 奨励

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