もしも、日本人がアメリカのテレビに出演して、「日本人であることにあまりこだわらないでほしい」という主旨のコメントをした際、番組側が上記のような字幕を使ったらバカにしているとしか思えないだろう。しかし、NHKの番組でマイケル・ラッタさんが同じような意味で「内人」という言葉を使った際、NHKが作った字幕はちょうどこういうものだった。つまり、「アイム(NAIJIN)内人」で「アイム」を使ったり、ローマ字を使ったり、相撲の番付を連想させる特種なフォントなどを使うことによって、社会の一員として見なしてほしいという気持ちを完全に無視し、むしろ「また外人が変なことを言っている」という発想ではないだろうか。
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