「文化」の定義

  1. 定義の種類

    1. 通常の使い方の記録(辞書にある定義はこのタイプ)

    2. 自分自身の使い方の説明(ここで提示する「文化」の定義はこのタイプ)

  2. 「ある程度共有された必然性のない当たり前」

    1. 「必然性のない当たり前」

      • 例えば「北は上」、「寒い日にはあったかい服を着て、暖房を入れる」、「裸で歩き回るのはお行儀が悪い」など

      • 「必然性のない」はけして「間違っている」や「くだらない」を意味しない

      • 文化は常に変わりつつある

      • 単純に「良い文化」や「悪い文化」というような見方はすべきではないが、たいがいの「必然性のない当たり前」にはメリットとデメリットがある

    2. 「ある程度共有された」

      • 傾向を特定することしかできない

        菜食主義者のアメリカ人

        日米における契約

        「アメリカ人は会社のために働くなんてありえない」

      • 単位が「国」とは限らない

        「県民性」

        「西洋文化圏」

        「世代」

        「ジェンダー」

        「階級」

  3. 異文化理解には柔軟な発想が必要

    1. 自分の「必然性のない当たり前」に固執しない

    2. 相手の「当たり前」を理解する

    3. 相手の「当たり前」について思い込まない

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