同じ人間だから、克服しなければならない違いがたくさんあっても、共通点の方が多いはずだ。
違いは「ハード」（人種など）にあるのではなく、「ソフト」（文化）にあるのだ。
すぐに結論を出さないで、さまざまな角度からじっくり考えること。
一緒に考えないと、共通の理解はなかなか生まれないだろう。
自分の考え方の「必然性のない」ことに気づくことができれば、より柔軟に対応することができる。
運が良ければ、相手はその「必然性のなさ」を理解してくれるかも知れない。
そこまでできなくても、相手は自分と違った「必然性のない当たり前」を心の中で大事にしていることを理解できれば、対応しやすくなるかも知れない。
相手の立場に立って考えようとすること
Level 1：自分と違う立場を想像する
「自分がそうされたらどう思うか」
Level 2：自分と違う立場と感性を想像する
例：「食べ物」、「話したくないこと」など
克服できない違いを認め合うこと
Agree to disagree. （この点については合意しないという合意に達すること。）
複数の「価値」がぶつかり合う場合には、意見が違っていてもどちらか一方が「間違っている」とは限らない。