温泉

温泉問題について

「差別禁止法」などがない状況の中で温泉の負担が重くなっている。

「差別禁止法」がない場合
「差別禁止法」がある場合

他の温泉との競争

差別する温泉に「負ける」かもしれない

どの温泉も同じ条件

日本人お客さんへの説明

「閉め出せばいい」という意見に対するどう答えるを考えなければならない

「閉め出すことは違法」で済む

お客さんの差別意識

「閉め出す」選択枝は社会的に認められているので、その差別性などを強く意識しない人がいても不思議ではない

差別禁止法の存在自体に一定の教育的な効果を期待できる

施設を別にしては？
狭い意味合いで自分の「利益」だけ考えていると、必ず差別者になる場合がある
- ハンセン病の患者の家族が患者の存在を無視する（戦前）
- 非差別部落出身者との結婚をやめる
- お客さんの差別心を理由に閉め出す
「外国人を嫌う人がいる」ことを理由に差別が許されれば、他の種類の差別も許すことになるのでは？
- 「他のお客さんがいやがる」ことを理由に小国の温泉からの元ハンセン病患者の閉め出していいことになるか？
- 「女性が上司になると、男性部下は働く意欲をなくす」とか「女性が重役になると会社の評価が落ちる」などのようなことがもし言えたら、女性を管理職から閉め出していいことになるか？
「外国人」という属性に着目する問題点

特定の国籍ではなく、「外国人」にする根拠？
「連帯」がない場合には「連帯責任」で処罰できるか？
「外国人」かどうかをどのように判断するのか？
職業で排除してもいいか？
定住している「外国人」と一時的に日本に来ている「外国人」を一緒にしていいのか？
結局「当然」に思われていた「日本人」か「外国人」かという基準は問題だらけ

やはり、行動を基準にするのが一番いい