地域社会の一員としての外国人

I. はじめに

  1. 自己紹介

  2. 用語の説明

  3. 本テーマと少子化の関係

     日本が1995年の労働力人口を維持するには、今後50年間にわたって毎年60万人の移民の受け入れが必要と言われている。つまり、95年の労働力人口8700万人が、2050年には5700万人まで低下すると推計されているので、減少する3000万人をそのペースで外国人で補充する必要が生じるだろう。

     受け入れるか受け入れないかではなく、どう受け入れるかが問題。

II. 従来型「共生」
  1. 特徴

  2. メリット

  3. デメリット

III. 多文化主義型「共生」

  1. 特徴

  2. メリット

IV. 帰化について

  1. 地方参政権について

     1995年に最高裁が「定住外国人に地方レベルの選挙権を付与することを憲法は禁じていない」とする画期的な判断を示した。

     しかし、櫻井よしこ氏などのように「在日外国人には参政権より国籍を!」。その場合にこれまで日本で帰化することは何を意味するのかについて考えなければならない。それは同化であった。「***系日本人」という表現が定着してくれば「同化」を意味しなくなったと言えるだろう。

     いずれにしても「単一民族」の崩壊は避けられないだろう。

  2. 国籍条項について

     日本政府が国籍条項を「法律に明文規定がないが、当然の法理」とする根拠は「公権力の行使または国家意思の形成への参画に携わる公務員には日本国籍が必要」という1953年の内閣法制局見解にある。

     しかし、各々のケースを見てみると、この「当然の法理」は不思議に思えてくる。

     この場合も帰化すれば良いかも知れないが、「・・系日本人」として認められるのか。

V. 結論

  1. グローバル化は避けられない。

     トーマス フリードマン氏が『レクサスとオリーブの木』でいうようにグローバリゼーションは「金の拘束衣」を各国に着せていて、国際社会から脱落しないかぎり、その波に必ず乗らなければならない。

  2. 「単一民族」は過去の概念

     20世紀において「単一民族」が大きな力になったが、「多文化主義」にも大きな力がある。日本の多民族化が「日本文化の崩壊」を意味するのではなく「異文化吸収」の伝統の延長線にある、日本文化や日本社会のさらなる発展を意味すると考えることができるのではないか。

[HOME]