NCSA Telnetの使い方[top]
吉田氏版のNCSA Telnetの基本的な使い方を説明します.
■基本設定
EditからPreferencesを開け,その中のGlobalの設定を行います.
Global:
Select Application:SimpleTextを選びます
Capture File Creator:ttxt となります
Terminals:
Default の状態で,New を選びます
VT100
Font :Osaka等幅,12ポイント
Terminal Name は,VT100-J とします.
Sessionの設定:
ここから,接続先別の設定に移りますが,ここでは共通の設定項目についてだけまとめておきます.
Default で New を選びます.
Alias:接続先の名前を付けます(ニックネームで結構)
Hostname:ここには接続先の正式なアドレスを入れます.英文字でもアドレスの数値でもどちらでも構いません.
Berkeley 4.3CR mode には必ずチェックを入れます.チェックを入れないと,1回のリターンキーで2度リターンキーを押したことになってしまいます.
Terminal の欄は上のTerminalで設定したものを選びます.
Translation Table:SJIS (シフトJISを選びます)
その他の設定は初期状態のままで変更する必要はありません.
■接続方法
1.FileメニューからOpen Connectionを選びます.
2.Host/Sessiion Name欄に xxxx.kumagaku.ac.jpと入力します.(注意)xxxxには,接続するサーバ名をタイプします.
3.Connectボタンをクリックします.
もう一つの方法:
Fileメニューから,Open Specialを選びます.そのサブメニューに上で設定した接続先のAliasの名前が登録されています.その名前を選ぶと接続先のサーバにつながります.
接続が成功すると,以下のような画面表示になります.
SunOS UNIX(XXXX)
login:
XXXXXには接続したサーバ名が表示されます.
パスワード変更の手続き[top]
電子メールのパスワードを変更する場合は,Telnetで情報教育センターのサーバに接続してから行います.
NCSA Telnetで情報教育センターのサーバにアクセスすると,以下のような画面が現れます.太字の部分はサーバからの問い掛けの部分です.
log in: ここには自分のメールアドレスを入れます
Password: 現在のパスワードを入れます.
(注意:パスワードを入力しても画面には何も表示されません.何も表示されないからといって何度も入力する人が結構います.注意しましょう)
xxxxx%: passwd と入力します
Enter log-in password: 現在のパスワードを入力します
New password: 新しいパスワードを入力します
(英文字と数字で6から8文字.少なくとも3文字は古いパスワードと違えること)
Re-enter new password: 再度新パスワードを入力します
xxxxx% : exit と入力します
Telnetを終了させるには,FileメニューからQuitを選びます.
注:xxxxxには接続したサーバ名が表示されます.
メロスネットにアクセス[top]
Sessionの設定:
Alias:Meros
Hostname:202.24.144.100(あるいは kgu.kumagaku.ac.jp)
Port:23(この数字が重要)
Berkeley 4.4CR mode に必ずチェックを入れる.チェックを入れないと,1回のリターンキーで2度リターンキーが押されたことになってしまう.
Terminal :VT100
Translation table:SJIS
設定した後,Fileメニュー,Open Special,Meros の順に選んでいくと,kguサーバーにアクセスできます.以下,ID とパスワードを入力してメロスネットに入ります.
Sessionで,Alias:Nifty とします
Hostname:192.47.24.129(あるいは r2.niftyserve.or.jp)
Terminal :VT100
Translation table:SJIS
注意:Nifty用にTerminalを設定しなければならない.Terminalの設定で,Inline
Input のチェックをはずす.その他の設定はVT100の標準(デフォルト)と同じ.
ただし,ニフティーの場合は反応が極端に遅い.実用的ではない.