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インターネットを利用するには[top]

熊本学園大学のLANシステムを使用して,演習等でインターネットサービスを利用する場合は,以下に示すように熊本学園大学情報教育センターへ利用届を提出しなければなりません.

1.学科単位で行われる必修の情報処理演習の場合は,事前に学科長が,センターへ決められた書式の「インターネット利用申請書」と「誓約書」を提出します.担当教員も利用申請書を提出します.情報処理演習を履修する学生は各自が「誓約書」を提出します.
2.通常の演習の場合は,担当の教員が「インターネット利用申請書」と「誓約書」を提出します.同時に担当教員は情報教育センターを通して学科長へ利用申請書の写しを提出します.演習を履修する学生は各自が「誓約書」を提出します.
学生は,利用申請が認められて初めて,インターネットで使うメールのアカウント(アドレスとパスワード)を発行してもらえます.

インターネットの利用が認められたら,まずは情報教育センターのホームページ内にある学内ネットワーク運用内規等を熟読しましょう.ここには,ルール違反者にはネットワーク利用を停止する旨の規則が書かれています.

その次に,同じく情報教育センターのホームページ内にある「利用の手引き」および「インターネットの利用手引き」を是非精読してください.ここにはインターネットの基礎知識と利用上の注意が書いてあります.

なぜ,申請書や誓約書の提出が必要なのでしょうか?
それは世界中の人々に迷惑をかけてはいけないからです.迷惑をかけてしまったら,自分で責任をとらなければならないからです.インターネットを利用するには十分な自己規律が各自に要求されることをしっかりと理解してください. 大学のネットワークは文部省の学術情報ネットワークであるSINETにつながっています.SINETは教育・研究に関するインターネットの利用を推進するのが目的ですから,それにふさわしい使用を心掛けるように注意してください.

ネチケット[top]

ネチケット(netiquette)とはインターネットを利用する上で守らなければならないエチケットという意味です.インターネットを利用するということは,意識するしないにかかわらず事実上世界中の見ず知らずの人々とコミュニケートすることを意味します.電子メールを出すときやネットニュースに投稿するとき,あるいはWWW(World Wide Web)を利用するときに心得ておかなくてはならない約束事を是非守って,お互い気持ち良くネットワークを利用したいものです.

ネチケットについては,情報教育センターのホームページ内にある「利用の手引き(ネチケット)」と「ネチケット(クイズ)」に,クイズや具体例を交えた解説がありますので是非よく目を通してください.また,千葉県の千葉学芸高等学校の先生が中心となって作成している「ネチケットホームページ」もありますのでこちらもぜひ読んでください.この中では少なくとも「ネチケット・ガイドライン日本語版」は読んでください.

また,朝日新聞のインターネット,Asahi.comの特集「ネット事件簿」

  http://www.asahi.com/tech/jiken/index.html

さらに,毎日新聞の「インターネット事件」も読んで欲しいサイトです.

  http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/index.html

ここには,インターネットを舞台にした様々な事件だけを取り上げて整理してあります.いま,インターネットでどのような事件が起きているのかを知るには好都合です.

ネチケット小テスト

インターネットの歴史[top]

第1段階 黎明期
1969年:米国でARPANetが誕生.インターネットの始まり.元々は米国の軍事ネットワークとして発展.
1981年:Bitnet設立
1982年:通信規格(プロトコル)としてTCP/IPを採用.事実上のインターネットのスタート
第2段階 発展途上期
1986年:全米科学財団NSF(National Science Foundation)が設立.
1989年:ARPANetはNSFNetに吸収される.ただし,NSFNetは商業利用を禁止していた.
第3段階 地球規模で発展
1992年:インターネット協会設立
1995年:NSFNet消滅.米国以外のネットワークが50%を占めるようになった.インターネットの商業利用始まる.

インターネット学会のサイトにアクセスすると,より詳しいインターネットの歴史や現状をみることができます.特に,A Brief History of the Internetが役立つでしょう.

WWW[top]

WWW(World Wide Web)は元々は世界中に張り巡らされたクモの巣という意味ですが,インターネットの特徴である分散型ネットワークを的確に表現しています.WWWはインターネット上での情報検索およびサーバシステムとしての意味をもっています.インターネット上の情報をみるというのは,このWWWサーバ(あるいはWebサーバ)内にある様々なホームページ(あるいはサイト)をみることです.ホームページをみるためのソフトがWebブラウザです.代表的なブラウザには,Netscape NavigatorとMicrosoft Internet Explorerがあります.ホームページはHTML(HyperText Markup Language)に基づいて作られています.

Webサイトにアクセスするためには,httpで始まるURL(Uniform Resource Locator)を打ち込みます.熊本学園大学のオフィシャルサイトのURLは次のようになります.この記号をアドレスということもあります.なお,英文字は小文字で入力することが原則となっています.

   http://www.kumagaku.ac.jp/

kumagaku:熊本学園大学の登録名称
ac:大学および研究機関を表します
jp:日本を表すコード
上のURLで,世界中から唯一熊本学園大学を特定することができるのです.その他,所属を表すコードには以下があります.
co:企業
ne:プロバイダーなどネットワークサービス会社
or:組織
go:政府機関

日本以外の国のコードをいくつか順不同で挙げておきます.
uk:英国,fr:フランス,de:ドイツ,ca:カナダ,it:イタリア,nl:オランダ,kr:韓国,cn:中国,br:ブラジル

なお,米国にあるサイトには国名を表すusがつきません.米国の場合は次のようになっています.
com:企業   例 www.cnn.com
edu:大学
gov:政府機関
int:国際機関
mil:軍事関係
net:ネットワーク
org:非営利団体
従って,URLを見ればどの国にあるどのような組織であるかが一目瞭然です.

参考図書[top]

[1]村井純(1995)『インターネット』岩波新書

[2]村井純(1998)『インターネットII』岩波新書

[3]ストール,クリフォード(1997)『インターネットはからっぽの洞窟』草思社

[4]『Internet Magazine』インプレス,月刊

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(C) Shigeru Sasayama, Kumamoto Gakuen University