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Anniversary

 

2012.02.07
YinさんとEmriさんの博士論文の最終審査会・公聴会が実施されました.

   

2月7日(火)15:00から共用会議室(B)において,中国とインドネシアからの留学生であるYin YanhongさんとEmri Juli Harnisさんの博士論文の最終審査会・公聴会が開催されました. 共に審査委員会委員と聴講者の前で3年間の研究の成果を発表しました.近日中に学位を授与するのが適切かどうかの審査会が行われ, その結果によってハレて博士の学位が授与されることになるでしょう.

 

2012.01.31
溝上教授が「政令市熊本シンポジウム 変化の息吹 飛躍する県都」(熊日主催)にパネリストとして出演しました.


2月6日付熊本日日新聞にシンポジウムの詳細が掲載されました。
画像をクリックすると拡大表示します。

4月に政令指定都市に移行する熊本市の将来像を展望する「政令市熊本シンポジウム 変化の息吹 飛躍する県都」(熊日主催)が, 1月28日(土)の午後,熊本駅前のくまもと森都心プラザで開催され,政令市移行後の熊本市の都市戦略について意見が交わされました. 参加者は一般の市民を中心に,400名以上の参加がありました. 石原進JR九州会長の講演の後,幸山熊本市長,反後ナチュラル&ハーモニックピュアリ代表とともに溝上教授がパネルディスカッションを行いました. 今やオールドニュータウンとなっている武蔵ヶ丘団地が抱える具体的な問題を例示しながら,解決すべき課題ごとに政策を融合・連携させる必要性を指摘しました. また,高齢・成熟化社会の中で,各種の事業を効率性の基準だけで個別に評価するのでなく,将来は「こうなっていたい」というビジョン・ 将来像を市民と共有し,産業や福祉,教育,文化と行った総合的な視点からそのビジョンの達成や都市圏としての価値の向上を目指す必要性が強調されました.

2012.01.08
交通まちづくり勉強会in松江に参加しました.

年も明けて早々の1月8日(日),9日(振替休日)の2日間,松江市で開催された交通まちづくり勉強会に参加しました.松江には新山口から山陰線で行くのが最短ですが, 山陰線の特急の本数が極端に少ないので,岡山経由伯備線を使って5時間ほどで到着.中国山地の新見を過ぎた辺りからは一面の銀世界,雪を頂いた大山の美しい雄姿はすばらしかった. 初日は松江の街歩き.駅周辺の新市街と,松江大橋を渡った橋北の旧市街のコントラストは面白い.歴史的風土保全地域の塩見縄手と松江城天守を見ながらの堀川の遊覧船はなかなか乙です. 2日目は島根大学の飯野先生,松江市役所の高田氏,オリコンの神田氏,それに私が特に興味を持っていた安来市広域生活バス(イエローバス)の石川市の講演を聴きました. 松江市は交通まちづくりに関する将来ビジョンと参加型市民組織による計画立案・実践を蓄積してきており,その中で幾つかの成功事例を作り上げてきている先進的,かつ着実なまちです. しかし,人口20万人程度の小規模な中核都市ならではの課題も見つかり,交通まちづくりの一般的ガイドラインや処方箋の作り方の難しさも感じた視察・勉強会でした.

              

2011.12.30
恒例の年末OB会が開催されました.

皆さん,あけましておめでとうございます.今年もよろしくお願いします.今年が皆さんにとってより一層いい年になりますように. 遅くなりましたが,去年の12月30日に毎年恒例の年末OB会を開催しました.去年は震災もあって皆さん,忙しい中,北は札幌,南は熊本から多くのOBの方々が集まってくれました. ありがとうございます.先輩の話を聴いたり,同級生と馬鹿な話をしたりして,何やかんやで非常に有意義で楽しい忘年会となりました. 今年2012年は辰年です.辰は空想上の生き物ですが,卒論・修論・就活は超現実的なものなので,実現目指して研究室全員で頑張っていこうと思います. OBの皆さん,ご指導の程よろしくお願いします.また,(お土産を持って)いつでも研究室に顔を出して下さい.

2011.12.17
ZouさんがHKTSTSで研究発表をしました.

 

  中国からの留学生のD2のZouさんが,HKTSTS(香港交通学会)で研究発表をしました.タイトルは下記です.    

Mechanism Design for Incentive Subsidy Scheme to Bus Transport

中国語と英語の両方が堪能なZouさんと一緒でしたので,学科では溝上教授はツアコンをすることもなく,単なるスポンサーと付き添いでした. 2日目はOFFでしたので,マカオに足を伸ばしてきました.どこかの3代目社長が100億円余りもすったカジノではなく,聖ポール天主堂跡などの世界歴史遺産群を訪問しました. セナド広場から聖ポール天主堂跡まで路地には世界中の人が集まってきたかのような人,人,人でした. この時期はバーゲン期間ということもあって,香港の尖沙咀地区ではGUCCIやFERRAGAMOなどの世界ブランドの店の前には入場制限の長蛇の列ができているのには驚きました.

2011.12.14
恒例のクリスマス会を開催しました.

街中のイルミネーションを見ると「熊本は節電する気あるのかなー?」と思う今日この頃ですが,皆さんいかがお過ごしでしょうか. そんな中,毎年恒例の溝上研・円山研合同クリスマス会を行いました.おいしく鍋を頂いた後,プレゼント交換を行いました. みなさん,何故かそれぞれの性格に合ったプレセントが回ってきたようでとても嬉しそうにしていました. しかし,研究室一潜在能力シャルが高いかもしれないのに研究室一卒業が危ぶまれている相川君がプレゼントを家に忘れてくるという失態をやってのけました. 写真のように,プレゼントを忘れて必死に頭を下げていた相川君が,卒業間際に溝上先生に必死に頭を下げることの無いよう,みんなでバックアップしていきたいと思います.

2011.12.11
東松島市の仮設住宅を訪問しました.

 

熊本県とホンダ,それにモンパルQoL評価グループメンバーとで東松島市のひびき工業団地内の仮設住宅を訪問しました. ここでは,10月から仮設の住宅と店舗の間の移動にPMのホンダモンパル3台を共同利用してもらっており,今回の訪問は利用者へのグループインタビューと健康測定が目的でした. 一つの仮設住宅地とはいっても,工業団地内の端から端まで1キロ程度離れているため,管理してもらっている集会場まではかなり遠いこと, 利用しそうな高齢の被災者はかなりいると思われるが,その方々への広報が十分にされていない,買い物は車で離れたスーパーに行く, 幹線道路は交通量が多く歩道が狭いので危険であるなどの理由で,数人のヘビーユーザーを除いてあまり活用されていないことも分かりました. 帰りに海岸近くの津波による被災地を訪問し,かつては温かな家庭であったろう家々の悲惨な風景を目の当たりにして絶句してしまいました.

2011.11.14
天気回復!延期していた秋の休日の歩行者ゲートカウント通行量・回遊行動調査を実施しました.

 

10月30日(日)に実施予定だったものの,雨で延期していた中心市街地の日曜日の歩行者ゲートカウント通行量・回遊行動調査を11月13日(日)に実施しました. この2週間は土・日は毎週雨で,今回も天気が心配されましたが,暑くもなく寒くもない薄曇りの天気に恵まれ,予定通りの調査ができました. ゲートカウント調査とは,移動しながら一人で約10箇所の断面の5分間通行量を観測していく方法です.約30人の調査員により, 中心市街地活性化基本計画対象地域内で10月28日(金)と同じ300箇所で歩行者通行量を観測しました.回遊行動調査は,約30名の調査員によって, バス停や電停,駐車場や駐輪場などの主要な交通施設で,まさに帰宅しようとしている人のその日の一日の回遊行動(回遊経路,訪問施設,滞在時間,消費金額など)をインタビューするものです. 計60人以上の学生の協力を得て実施し,貴重なデータを得ることができました.近年,パーソンプローブなどによる人の回遊行動の観測技術が実用化される中, 今回の調査は人海戦術ですので費用と負荷はかなりかかりますが,まちなかの回遊実態を詳細に知るには有効な方法だと思っています. 10月28日(金)の平日調査では中心市街地内の28箇所の歩行者通行量の推計値の合計は33.5万人であり,昨年までの商工会議所による12時間連続観測値の合計より, 3万人以上も多くなっています.ただし,観測方法が異なるので本当に増えたのかについてはさらなる科学的な検討が必要です.

2011.11.09
はしご酒大会に参加しました.

 今年もやってきました「はしご酒大会」.3,000円(前売り2,500円)で,まちなかの協賛店3軒の飲み屋で飲んで!回って! はしごできるというイベントで,9,10日の二日間,開催され,今年で第9回を迎えます.9日は,研究室の学生6人と溝上教授とで新市街の受付で待ち合わせ, いざ出発.最近は飲食店に比較してスナックやバーが多くなった感もあるので,料理に重点を置き,あまり派手でない「女性人気コース」にして下さいと注文しました. 1軒目は多国籍料理レストランあーうん・あーうんで,タコライスとビール中ジョッキ1杯.「いいねえ!」. 腹ごしらえも兼ねて,追加注文までしてしまいました.2軒目は生演奏もあるバーレストランBIC.いつもはかしましい2人の女子学生もおしゃれで静かな大人の雰囲気を味わいました. 最後はWhisky Joe.ここもウェスタンの雰囲気のショットバーで,マスターがとっても優しかった. 今年は大当たり.昨年のフィリピンバーや一昨年の鏡張りのキャバクラを経験した卒業生も,当時のはしご酒大会を懐かしんでいることでしょう.

2011.11.01
卒業論文の中間発表会が開催されました.

11月1日に平成23年度の卒業論文の中間発表が行われました.溝上研からは4名が下記のテーマで発表しました.    

相川航平:消費エネルギー削減の視点から見た熊本都市圏のコンパクト化の効果
石川琢也:武蔵ヶ丘団地の開発経緯とOld New-town問題の現況に関する基礎研究
牧 美里:中心市街地の活性化施策に資する回遊行動のモデル化とシミュレーション
松尾紀美:アクティビティダイアリー調査データの分析方法とその活用策についての一考察

4人とも副査の先生方の相変わらずの厳しい突っ込みにも物怖じせずに回答していました.中間発表が終始,和やかな雰囲気で進んでいったのも序盤の石川君の珍回答 (質問者からどこの出身かを聞くのに,「君はどこの人だね」と聞かれたのに対して,「溝上研です」と回答した)のおかげでしょう!? 今年は論文提出者が多いので,B4,M2,D3それぞれ水準の高い論文が提出できるように,あせらず着実に頑張りましょう.