◆MacOSX 10.1.x用旧版パッケージ◆








●JISX0212+Jmacros Package

東京電機大学数理科学科の桐木紳氏が配布されている、pTeX Package for MacOSX Shift_JIS版に、平成明朝補助漢字-W3 Type1フォントと関係ファイル群、および和文縦組論文執筆に有用な幾つかのマクロ・ファイルをインストールするための機能追加パッケージ。dvipdfmによって、PDFファイルにType1フォントを埋め込むことが可能。また、大阪大学大学院文学研究科の金水敏氏が作成された、ルビ・割注記述用マクロ“kunten2e.sty”などが含まれている。

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●dvipdfm-cjk20020605版

上記桐木氏のパッケージに含まれるdvipdfmの版はやや古く、VirtualFontの処理に問題があるため、縦組で補助漢字Type1フォントを用いた場合、PDFの生成に失敗する。この問題を解消するため用意した、dvipdfm-cjkのバイナリ・パッケージ。補助漢字に対する最適化や、OSXのPreviewでPDFを開いた際に発生する、欧文フォント表示の不具合の解消などが施されている。また、使用フォントに関し、リュウミン・ライトとヒラギノ埋込とを容易に切り換えられるAppleScriptApplicationを同梱している。

ソース冒頭で
\documentclass[12pt]{jarticle}
\AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}}
の如き指定をすることで、out2uniを介することなく、日本語を含む「しおり」を作成可能。
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●dvips-j-jisx0212

現状ではdvipsが日本語対応していない桐木氏のpTeXパッケージに、上書きインストールするための日本語対応版dvipsパッケージ。“dvips -Ppdf foo.dvi”コマンドによってJISX0212補助漢字Type1フォントを利用するための設定も施されている。

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●pTeX(sjis) + JISX0212 + JMacoros package

JISX0212+Jmacros Package for MacOSX とASCII pTeX(Shift_JIS版)とを一体化した統合インストール・パッケージ。日本語対応版dvipsおよび、mendexも含まれている。dvipdfm-cjkのみ別パッケージとしてあるので、あわせて利用されたい。

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●GNU ghostscript 7.05

MacOSX 10.2専用パッケージ 2002年9月24日版と同等のプリンタ・デバイスドライバを組み込んだGNU ghostscript 7.05 のインストーラ・パッケージ。日本語フォントとして古川泰之氏の「My Linux 日本語化計画」による東風明朝・ゴシックTrueTypeフォントおよび、より縦組に適した、そのCIDフォント化版とを含んでおり、いずれを使用するかは同梱の“GSFontChanger”で容易に切り換えられるようになっている。また、PSファイルをPDFに変換することなく表示できるビューア、MacGhostViewXとの連携に必要な、MacGhostViewX日本語化設定ファイルも同梱されている。

TeXshop・previewでのトラブル
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●CUPS 1.1.14 for OSX 10.1.x

MacOSX 10.2から標準装備になったCUPS(Common UNIX Printing System)を、MacOSX 10.1.x にも導入するためのパッケージ。本ページで配布しているghostscript 7.05と組み合わせることで、比較的容易にCanon・EPSON等のレーザー・プリンタでの印刷が可能となる。ただし現状では、TCP/IP接続されたネットワーク・プリンタ以外は基本的に使用不可能であるといった制約がある。

CUPS・gsの使用法
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