昨年12月28日(日)に毎年恒例となりました、溝上・柿本研究室のOB会を開催しました。
今年は約40名という例年以上の集まりとなりました。年末のお忙しい中にも関わらず、遠くからも多くの先輩方にご参加いただき、ありがとうございました。
このような縦の繋がりのある研究室もなかなか無いということで、先輩方のお仕事や学生時代のお話などを伺う大変良い機会でした。今後ともよろしくお願いいたします。
今回残念ながら参加できなかった先輩方も、次の機会はぜひ参加していただければと思います。
12月13日(土)に,熊本第二高校の生徒さん16人が社会環境工学科でSSH(スーパーサイエンスハイスクール)実習を行いました. 今年は計画研他2研究室が担当しました. 本研究室のテーマは「あなたも都市交通プランナー」です.まずは,溝上教授が脚本・主演し,研究室の学生も出演し,2007年12月23日に放映された 「発信!熊大力-市電をどう生かす?」のビデオを見て,熊本都市圏の魅力と交通上の課題を確認しました. その後,新水前寺周辺地域の交通混雑緩和のための交通流シミュレーション,中心市街地放置自転車問題緩和のためのマルチ・エージェント・シミュレーション, 熊本都市圏バス路線網再編計画のためのGISの実演を行いました. 高校生達の生き生きとした目の輝きに圧倒されっぱなしでした. 少し前ですが,晩秋の真っ青な空に工学部正門の銀杏が真っ黄色に色付いて美しかったので,つい,写真を撮ってしまいました.懐かしくご覧下さい.
11月23日に土木のソフトボール大会が開催され、わが溝上研も柿本研・田中研との合同チームで参加しました。
予選は全勝で1位通過だったものの、本選では疲労のせいか2戦とも僅差で負けてしまい、結局4位となってしまいました。
しかし、メンバー全員にヒットが出たり、スーパープレーが続出するなど、それぞれが最高の活躍をしたと思います。 その中でも、溝上先生は50歳代とは思えない華麗な守備や巧みなバッティングなどを披露され、まだまだ若いなぁと学生を感嘆させる動きでした。
また、試合中も笑いが絶えず、チームワークも抜群で、研究室の絆もより強いものとなりました。
11月4日、4年生の卒業論文の中間審査会が行われました.
各自の研究テーマは以下のとおりです.
2008年11月8,9日に北海道大学で開催された第43回都市計画学会で,「効用水準とエネルギー消費の視点から見た都市のコンパクト性評価法」と題した論文を発表しました. 論文は,本HPの論文リストの45番の論文を参照して下さい.結構活けています. 当日は,今年一番の寒気が南下してきており,札幌は気温1度,空はどんよりと曇ったみぞれ交じりの雨と強風でした.おそらく, 熊本では1年で最も寒い日と同じような天候と気温です.念のため,コートを持って行って良かった. 写真は,数年前の台風でかなりの本数が倒れた北大ポプラ並木と,北大農学校開学当初の家畜小屋や飼料サイロを記念館として保存している所です. やはりクラーク博士は偉大ですね.
本研究室の研究協力者で政策創造研究教育センター准教授の円山先生が,2008年度土木学会論文奨励賞を受賞されました. 本賞は,「土木工学における学術・技術の進歩,発展に寄与し,独創性と将来性に富むものと認められた若手研究者に」土木学会より授与されるもので, 各種賞の中では最も価値があり,研究者にとっては極めて名誉あるものです. 和歌山で開催された第38回土木計画学研究発表会の特別講演会で受賞講演が行われ,その後,気の知れた仲間で受賞のお祝い会を開催しました. 「来年こそは自分が!」と決意を述べる者から,「奨励賞には年が行き過ぎた」と残念がる者まで色々でした.
溝上教授は,11月1日~3日に和歌山大学で開催された第38回土木計画学研究発表会の前日の10月31日, 当時廃線の危機にあった南海電鉄貴志川線,現和歌山電鉄貴志川線の試乗をしてきました. それぞれわずか2,000万円程度の改造費用で楽しい車両に生まれ変わったイチゴ電車やOMODEN(おもちゃ電車)に乗車したり, 終点の貴志川駅では全国でその名を知らない人がいない猫の駅長「タマちゃん」に面会してきました. 地方鉄道の再生と利活用の参考になるかもしれません.が,沿線沿いに無秩序に開発されているミニ住宅開発は非常に気になりました.
“うそ替え”とは、悪いことを“うそ”として“福”に取り替えるという昔から伝わる行事で、おわりに抽選があり豪華商品も用意されています。 今年は土曜日に重なったということもあり、境内はたくさんの子供たち、家族連れで賑わいました。私たちが手伝ったスーパーボール掬いやくじ引きにも たくさんの子供たちで溢れかえり、そのパワーには圧倒されるばかりでした。
今秋はたくさんの中心市街地のイベントに参加する機会がありましたが、これらのイベントを通して、 街の住人や働く人々のパワーを感じました。これからも、もっと熊本の街が活性化していけばと思います。
工学部運動会は、十年以上も行われておらず、久々の復活でした。行事大好きな溝研のメンバーは、もちろん参加させていただきました。 百足競走や、玉入れ、障害物走、さらにはフォークダンスなど、高校のとき以来の運動会では、運動不足がたたり、 まったく動かない体にびっくりしながらそれぞれ楽しんだと思います。(ちなみに、私はその後2日間筋肉痛に悩まされました。) 今回の運動会を教訓に、研究室にこもらずに日々体力をつけてまた来年、運動会に参加しましょう!!
2008年10月20日に福岡市天神ビルで開催された社団法人建設コンサルタンツ協会主催の「参加型専門委員会九州セミナー2008」 で溝上教授が「参加型計画・評価のためのPCM(プロジェクトサイクルマネジメント)手法の活用」と題した特別講演を行いました.
このセミナーは,市民参加に基づく社会資本の整備,計画,維持管理について十分な理解を持つ技術者がまだまだ足りない状況にある中, その技術力のアップを目指して開催されたものであり,九州を中心に多くの建設系コンサルタントから60名を超える参加がありました. 参加者は溝上教授の分かりやすいPCMの参加型計画手法の理論と活用法について,真剣に聴講していました.