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2009.03.31
溝上教授がシンポジウム「歩きたくなる街づくりとエリアマネジメントの実践へ」で事例報告を行いました.

福岡の「We Love 天神協議会」,鹿児島の「We Love天文館協議会」,および熊本の「すきたい熊本協議会」の3エリアマネジメント協議会が, 集客性や回遊性を相互に高めると同時に,PR活動やまちづくり関する調査・研究を共同で実施するなどの連携協定を締結する「3エリアマネジメント協議会連携協定調印式」が, 2009年3月31日に福岡市天神の西鉄ホールで開催されました.協定の内容は,エリアマネジメントに関する情報・ノウハウの交換,相互交流の促進, 『九州』としてのブランド発信です.
 その後,同所で,(社)日本都市計画学会九州支部とWe Love天神協議会の主催によるシンポジウム「歩きたくなる街づくりとエリアマネジメントの実践へ」が開催され, 溝上教授が熊本の事例として「公共交通機関と商店街の協働によるまちのにぎわいづくり交通社会実験」について報告を行いました.その他, 沖縄を除く九州7件からまちづくりに関する社会実験の内容や成果について発表がなされ,経験や教訓が共通されました.

2009.03.26
江川君が平成20年度土木学会西部支部研究発表会で優秀発表賞を受賞しました.

 

 3月7日に九大で実施された成20年度土木学会西部支部研究発表会で, 江川君が「中心市街地における低・未利用地の用途変更のための支援策の提案」の発表で優秀発表賞を受賞しました. 今年は4件を発表し,全てのセッションで優秀発表賞を総ナメすることを目指しましたが,残念ながら2割5分の勝率でした. 来年挑戦予定の諸君,頑張りましょう.

 

 

2009.03.26
平成20年度卒業式が行われ,研究室から5人の修士と4人の学士が巣立ちました.

 桜が満開の3月25日,大学院自然科学研究科社会環境工学専攻の修了式, 工学部環境システム工学科土木環境系の卒業式が行われ,研究室からも5人の修士と4人の学士が巣立ちました. 晴々とした顔で学位記を持った学生諸君,修了,卒業おめでとう.今後の活躍を期待しています.

 

2009.03.07
土木学会西部支部研究発表会の後,恒例の研究室旅行に行きました.

 2009年3月7日に,九大の伊都新キャンパスで土木学会西部支部研究発表会が開催され,研究室からは代表5人が下記の研究を発表しました. 研究の水準に関しては他大学に決して負けていませんが,質問に対する回答が頓珍漢な人もいました.果たして,何人が優秀発表賞を受賞できるでしょうか.
 ・江川太一:中心市街地における低・未利用地の用途変更のための支援策の提案熊本大学
 ・宮本裕崇:熊本市におけるまちなか居住の実態と居住促進のための環境整備方策
 ・末成浩嗣:効果的なモビリティ・マネジメント実施のためのマーケット・セグメンテーション
 ・神谷 翔:モビリティ水準の地域間比較指標QOMの提案と適用
 ・上原大作:菊池南部地域における大規模工業団地へのエコ通勤バスの導入可能性に関する調査分析
学会の後は研究室恒例の研究室旅行です.今年は呼子に行きました.呼子は海産物で有名な漁港で,特にイカがイカしています. 今のシーズンは甲イカが最盛期ですが,最近は時化であまり釣れないと朝市のおばちゃんが言っていました.
 帰りは唐津城,虹ノ松原を見て,再び福岡に戻ってホークス対ジャイアンツのオープン戦を観戦しました. ヤフードームはすばらしかったのですが,2500円も支払ったのに緊張感のないつまらない試合でした.
 来年度も良い卒論,修論を完成させて,西部支部研究発表会で一番の発表をしましょう.

              

2009.02.20
平成20年度卒業研究発表会が開催されました.

2009年2月20日に,平成20年度卒業研究発表会が開催されました.研究室からは下記の4人が発表を行いました.
  岩井総一郎:MASによる放置駐輪削減を目的とした駐輪政策の立案
  上原大作 :菊池南部地域における大規模工業団地へのエコ通勤バスの導入可能性に関する調査分析
  津田圭介 :QOM指標による合志市地域公共交通サービスの評価
  山口秀晃 :生産効率度と潜在需要顕在化度から見たバス路線の運行効率性評価
 いずれも,副査や聴講者から厳しい質問にさらされて立ち往生状態になったり,質問の意を理解せずに全く関係のない回答をしたりしましたが, どうにか審査を乗り越えました.一回り大きくなったような気もします.
 次は3月7日に開催される土木学会西部支部での研究発表です.気を抜かず,頑張りましょう.

2009.02.17
修士論文発表会が行われ、M2の4人が発表しました.

2月17日に修士論文の発表会が行われました.研究室の4人のM2の発表題目は以下のとおりです.
   江川太一:中心市街地における低・未利用地の有効利活用方策の政策評価
   神谷 翔:Capability Approach によるモビリティ水準評価手法の合志市への適用
   末成浩嗣:熊本電鉄沿線地域における熊電利用促進を目的としたMM施策の効果の実証分析
   宮本裕崇:まちなか居住の実態と選考意識に関する調査分析
 厳しい質問もありましたが,発表15分,質疑5分という時間の中で,これまでの研究の成果を十分に伝えることができたのではないかと思います.

2009.02.13
溝上教授がお世話して,KU-US Joint Seminar 2009(熊本大学-ソウル大学共同セミナー2009)が開催され,交流協定が締結されました.

4名の韓国ソウル大学教授をお迎えし,2009年2月13日にくすのき会館において,KU-US Joint Seminar 2009(熊本大学-ソウル大学共同セミナー2009) を開催しました.ソウル大学(The University of Seoul)はソウル市立の総合大学で,韓国では非常に水準の高い大学の一つです.
 このセミナーは,2007年12月にソウル大学で開催された第9回のソウル-上海フォーラム(9th Seoul-Shanghai Forum : International Workshop on Urban Environmental Science and Technology)の招待講演に溝上教授が招聘されたのを期に,2008年3月には7名の教員がソウル大学で開催された日本・ カナダ・スリランカ・韓国の4カ国共同セミナー(2008International Seminar on Current Transportation Issues in Asian Countries)に参加し, その際に熊本大学との交流協定を進めるために,本学科(大学院前期課程の社会環境工学専攻,後期課程の環境共生工学専攻)を訪問することになっていたことがきっかけになって実現したものです.
 セミナーでは,韓国側から3件,熊本大学から5件,神戸大学から1件の研究発表があり,活発な発表・討議がなされました.その後, ソウル大学交通研究センターと熊本大学大学院自然科学研究科環境共生工学専攻との間で交流協定が締結され,今後の更なる学術・ 学生の交流の発展と協定範囲の拡大が約束されました.

2009.02.06
栄徳洋平さんの学位論文公聴会が開催されました.

 文社会人博士後期課程学生の栄徳洋平さんの博士論文公聴会が開催されました. 栄徳さんは福山コンサルタントに勤めながら,業務の中で改善の必要性を感じていた交通施設整備の評価の概念と評価方法, 特に効率性ではなく公平性の視点からの評価法について研究を行ってきており,晴れて, 「QOM指標によるモビリティ水準の地域間比較評価手法の提案と交通政策評価への適用(Policy Analysis on Equity of Transportation Mobility using QOM Index)」 という学位論文をまとめました.
 公聴会には,学位審査委員以外に,行政や他の計画コンサルタント,学生諸君も聴講にきました. さらに,福山コンサルタントからは社長をはじめ,幹部も多数,聴講に来ておられました. 社内での栄徳さんと開発した技術に対する期待が伺えます.

2009.02.02
溝上教授が金沢大学で特別講義を行いました.

2009年2月2日に,高山教授に招かれ,溝上教授が金沢大学で特別講義を行いました.
講義の演題は「熊本電鉄LRT化計画と利用促進のための継続的MM」であり,
熊本電鉄LRT化計画に対する需要予測と費用便益分析,
熊電利用促進のための大規模かつ継続的MMとクリスマスイブ交通社会実験などの成果,
まちづくり組織との連携,行政の対応に対する考察などについて,
平成16年来,研究室で取り組んできた調査研究成果について講義を行いました.

2009.01.10
第1回交通まちづくり事例部会in金沢にM1全員が参加しました.

 土木学会計画学研究小委員会交通まちづくり研究小委員会が主催する第1回交通まちづくり事例部会が平成21年1月10日に金沢で開催され, 金沢の交通まちづくりの具体例や組織ネットワーク,市民参加の例などが紹介されました.
 公開WS「金沢のモビリティデザインを考える」に参加したM1の4人はバス班と自転車班に分かれ,前日の9日の午後には市内で施設やシステムの視察, 夕方からは金沢大学で金沢大学,東京大学,岡山大学の学生と一緒にWSを行ってそれぞれの課題や改善策を議論し,10日の研究会で参加者の前で発表しました. 翌日は,金沢市都心の活気ある近江町市場や長町武家屋敷地区の保存と歩けるまちづくりなどの実践例を視察,富山まで足を伸ばして富山LRTの視察などを行いました.
 交通計画に関する理論研究や実証研究に加えて,交通計画の分野でも,フィールドに出て具体的な課題に対する具体的処方箋と解決のための組織や プロセスを提示するという実践研究の積み重ねの必要性を実感した視察旅行でした.