今年も溝上研のメンバーが公共政策デザインコンペに参加しました。
今回は昨年の9月に行ったトライアングルセミナーの成果を土台にして
広大、愛媛大とともに下記の2作品を出展しました。
「湯の坪街道美術館化構想」(平野、吉住、江川)ポスター1,2
「ゆのまち 由布院」(村上、津田)ポスター
惜しくも賞を受賞することはできませんでしたが、2作品とも高い評価を受けました。
3大学合同で出展したので集まる時間もあまり取れずに、まとめるのが難しかったですが、他大学との交流を通してたくさんの経験を積むことができました。
また、1日目の夜には広大、愛媛大の他に徳島大や京大の学生とも合同で飲み会をして交流を深めました。
このような機会を大事にして、他大学との輪がもっと広がっていくといいなと思います。
6月13,14日の両日,徳島大学工学部において第39回土木計画学研究発表会春大会が開催され,OBの江川君と神谷君が下記の演題で研究発表を行いました.
江川太一(トヨタマップマスター):中心市街地における低・未利用地の有効利活用支援策の政策評価手法-日本型TIF制度導入のためのFS-
神谷 翔(日本工営(株)):モビリティ水準指標QoMの合志市地域公共交通計画評価への適用
共に,その研究水準の高さや新たな研究分野や手法へのチャレンジが高く評価されたためか,多くの質問が出され,それを基に会場では活発な討議がなされました.
6月2日(火)に熊大工学部百周年記念館で「ITS(Intelligent Transport Systems)セミナーin熊本」が開催されました. このセミナーは,東京大学生産技術研究所先進モビリティ研究センター(ITSセンター)の活動と研究成果を広く広報すると同時に, この熊本地域における観光・安心移動ナビや地域防災へのITSの利活用事例,地域で必要なITS技術,それを普及させるための方策などについて, 溝上教授をコーディネーターとしてシンポジウム形式で議論しました.会場には国や地方自治体,建設系コンサルタント, 情報通信システム関連企業などから,常時70~80人程度が聴講しており,パネラーと聴衆との質疑応答も活発に行われました.
5月31日の日曜日に,水道町から市役所前までの電車通りを歩行者天国とした第2回くまもとお城まつりが開催されました. このイベントは昨年は熊本城本丸御殿の完成に合わせて開催されたもので,熊本の春のお祭りとして定着させようと,今年も開催されました.
これに合わせて,まちなか工房でイベント時の入れ込み客数と回遊行動調査を実施しました.イベント会場(中心市街地)への全ての街路で入れ込み客数を, 主要断面で歩行者交通量を計数するのに加えて,バス停や電停,駐車場で,帰宅時の来街者を対象に,回遊経路や消費額,来街交通機関などをインタビューにより調査しました. 回遊行動分析のための貴重なデータが得られそうです.
月30日(土)に西原村の田崎さんのお宅でBBQを行いました。
目的は、社会基盤設計演習溝上班との交流会です。まず、「ネイチャーゲーム」でお互いに打ち解け合ってから、BBQを始めました。
大自然の中で食べる牛肉や野菜は非常に美味しくて大満足でした!!主催してくださった溝上先生、場所を提供して頂いた田崎さんありがとうございました。
5月22日に,修士論文の中間発表会が行われました.前日はM2の大半が早朝から夜遅くまで熊電利用実態調査を行っていたのですが,疲れも見せずに, 下記のようなテーマでこれまでの研究の到達点と今後の研究計画についての発表を行いました.
平野俊彦:熊本都市圏のバス路線網再編と運行スキームの制度設計
村上梨沙:都市のコンパクト性に影響を与える都市構造と交通サービス
吉住弥華:中心市街地における空間構成と歩行者回遊行動の関係性に関する分析
副査などの質問に十分には応えられなかったり,頓珍漢な回答になったりした場面もありましたが,どうにか修論でやりたいことは伝わったようです. あとは本気で取組み,立派な修論ができあがるのを期待しましょう.
5月21日(木)の早朝5:45から夜23:00まで,今年も熊本電鉄の乗降実態調査を実施しました. この調査は2006年から春(平日)と秋(祝祭日)に実施しており,熊本電鉄線の全ての駅間の利用者数とその属性を全数把握するため, 延べ40人ほどによる大調査です.八代工専の橋本准教授の周到な調査員配置計画のもと,ピーク時は駅で,オフピーク時は列車に乗車して, 乗車客に調査票を手渡し,車中や待ち時間に調査票に記入してもらった後,降車駅で回収するというものです.
この調査の結果は,熊本電鉄利用促進のためのMMの効果を,MMによってクルマから熊電に転換した人を直接捕捉することによって実証するのに用いられました. その結果,なんと3700人の利用者の内,150までもがMMを経験した後に熊電に転換した利用者でした. このように,MMの効果を直接,観測から把握した例は無い中で,非常に有用な調査になっています.
4月25日、26日に由布院にある日本文理大の研修所で6月の公共政策デザインコンペに向けて、広島大学、愛媛大学と共に総勢16人で合同合宿をしました。 合宿には熊本大学からはM2の平野、村上、吉住が参加し、そして今年卒業した江川さんも駆けつけてくれました。
公共政策デザインコンペでは景観チームと情報提供チームに分かれて、由布院のまちづくりに関する提案をする予定です。 今回の合宿では由布院のまちに出て調査を行ったり、ポスターの作成をしたりと充実した2日間でした。
また、1日目の夜には懇親会をして他大学との親睦を深めました。
今年度から溝上研でお世話になることになった新4年生の内添啓太、古賀雄也、常法智史、高木良太、村野祐太郎です。
男だらけなので、さわやかな笑顔をモットーにしています。
過半数が大学院への進学を希望しており、溝上先生や研究室の先輩方の足を引っ張らないように精進します。
新四年生より一言↓
内添 「歌って踊れる巨漢キャラを目標に、何にでも挑戦します」 |
古賀 「部活との両立で大変だと思いますが精一杯頑張ります」 |
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常法 「早起きします」 |
高木 「得意なパソコンを活かして研究をやっていきたいと思います」 |
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村野 「規則正しい生活リズムで楽しみたいと思います」 |
平成15年学部卒,平成17年博士前期課程修了の藤原大君が,4月11日の佳き日に高橋真理さんとの結婚式を挙げました. 式場は広島市の旧空港近くで,周りが海ならまるで地中海の白亜の別荘と見間違うようなところでした. まるで芸名のような名前の二人は写真のようにこれ以上の嬉しさはないといった笑顔です.溝上教授も招待され,乾杯の音頭を取りました.
帰りには少し足を伸ばして,話題の鞆の浦を視察してきました.町には古い商家や回船問屋などの街並みが残っています. その一端から奥の町まで海岸線に高架道路を架けようと計画されている場所です.善し悪しについては何とも判断がつきかねる事業です.