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2011.07.19
武蔵ヶ丘団地でパーソナルモビリティ実装実験のための試乗会を開催しました.

     

  8月から7ヶ月間,かつては華のニュータウンであったものの,現在は施設も住民もオールドになった武蔵ヶ丘団地に, 共同利用のパーソナルモビリティを実装して,個人的な生活の質や地域としての価値の向上が図られるかを研究する予定です. 今回は電動車いすモンパルを3台,電動アシスト自転車電チャリを5台,団地中心部のNPOに管理してもらって共同利用してもらう計画です. これらの利用者モニターを募集するために,17日(日),18日(海の日)に試乗会を開催しました.17日は34度のうだるような暑さ, 18日は台風接近で強風の中,溝上教授と3人の学生が,お年寄りや足の不自由な方などにモンパルや電チャリの運転方法を教習すると同時に, モニター登録をお願いしました.

 

2011.07.11
カナダのレイク・ルイーズで開催されたCUPUM2011で溝上教授と円山准教授が研究発表を行いました.

   

 7/4~7/9にカナダのカナディアンロッキーの観光地レイク・ルイーズのフェアモントホテルシャトーで開催されたCUPUM2011で, 溝上教授と円山准教授が研究発表を行いました.また,カルガリー大学と交流協定を結ぶための準備として, 7/5に開催されたソウル市立大学も含めた3大学共同セミナーにも参加して発表を行いました. 溝上教授にとって,カナダはおよそ25年前に海外で研究発表を初めて行ったバンクーバーでのWCTR以来でした. 発表時間が少し長くなったので,質問や討議の時間が無かったのがとても残念でした. 今回のカナダツアーの写真を数枚,掲載しておきます.一体、どこに,何をしに行ったのかって?当然,国際会議の発表関連に行ったのです. それにしては,カルガリー市内のLRTやオープンカフェ,カナディアンロッキーのコロンビア大氷河や野生のクロクマなんかの写真もありますが.これこそ,都市計画の実践です.

2011.06.24
韓国済州島で開催されたEASTS2011で3人のDC学生が研究発表をしました.

 

 011年6月20~23日に,韓国済州島で開催されたEASTS2011で,DCの3人の留学生が下記の研究発表を行いました.   

YinYanhong & Shoshi MIZOKAMI, Evaluating Compactness of Cities by Energy Consumption Efficiency
Emri Juli HARNIS& Shoshi MIZOKAMI, Some Valuable Learning of London’s and Seoul’s Experiences in Public Transport Reform
ZouWenqian, Study on the Competition and Marketing Strategy of RPTB Express in China

3人とも立派な発表を行い,セッション後には多くの聴衆に質問やコメントをもらって,今後の研究の参考になりました.会場は韓国済州島のリゾート特区中文観光団地内にあるInternational Convention Center JEJUであり,宿泊はHyatt Regencyという3星リゾートホテルのオーシャンビュールームです.会場は立派でしたが,欠席者が多く,ホテルは名ばかりで,テレビは旧式,部屋にはインターネットが無いというお粗末さでした.  韓国も梅雨の時期で,期間の大半が雨でしたが,帰国時の釜山でのトランジットが5時間ほどあったので,釜山観光をしました.釜山はアクティブな都市でした.  実は,溝上教授も同伴するはずだったのですが,前日からの体調不良のため,残念ながらこのツアー全体をキャンセルしました.2日で復帰しましたので,御心配なく. 

              

2011.06.13
東大羽藤研,熊本市との合同ゼミを開催しました.

   

 東大都市工の羽藤准教授から,「ちわす」の件名で,「延岡に行く途中に熊本に寄るので,合同ゼミをやりましょう」という, いつもの一方的なmailが届いたのが5月23日.さらに,羽藤氏自ら作成してきた下記のようなプログラムにしたがって, 東大羽藤研,熊本市都市計画課,円山研,それに溝上研との合同ゼミを開催しました.

1.日時:6月10日(金) 14:30~17:00
2.場所:熊大工学部まちなか工房
3.プログラム
第1セッション 1430-1600
 1.はじめに    熊本大学 溝上章志
 2.基調講演    熊本の総合交通戦略 熊本市  青柳 太
 3.研究討議1 モビリティの低炭素化を考える
  3.1 行動規範の形成の非対称性と空間設計 東京大学 羽藤英二
  3.2 ロードプライシング導入のため評価モデル 熊本大学 円山琢也
  3.3 ディスカッション 熊本の交通戦略を考える 羽藤、円山、青柳(司会:溝上)
第2セッション 1610-1700
 4.研究討議2 都市のモビリティデザインを考える
  4.1 高齢化社会におけるパーソナルモビリティの活用法に関する実証調査 熊本大学 溝上章志
  4.2 熊本市のモビリティデザイン 熊本市  若手職員
  4.3 ディスカッション 都市の回遊性をデザインするために 青柳、溝上、学生(司会:羽藤)
 5.おわりに    東京大学 羽藤英二

基調講演も一人15の持ち時間の研究報告も全て時間オーバーとなり,4.1の溝上先生の研究報告はスキップになりましたが, 青柳熊本市技監からの熱心な熊本都市圏の交通まちづくりに関する基調報告,ロードプライシングの受容性と絡めた熊大黒髪キャンパスの駐車場有料化問題に関する円山先生の悩み, ピカピカしたシンボルロード計画案に対して,「城下町にはあまりふさわしくないのでは?」という学生諸君からの的を射た質問にたじたじになった市役所職員永野氏など, 非常に有意義で深みのある発表と議論になりました. あまりに熱心なゼミだったために,ゼミ中の様子を記録する写真を撮るのを忘れてしまいました. 気が付いたのはゼミ後の壱乃倉庫での懇親会の最中でしたので,その時の写真を掲載します.

2011.05.30
筑波大学で開催された土木計画学研究発表会春大会で発表しました.

  筑波大学で開催された土木計画学研究発表会春大会で,OGの吉住さんとM1の梶原君,共同研究を行っている日赤熊本健康センターの川島先生, それに円山先生が下記の研究発表を行いました.また,溝上先生はスペシャルセッションで講演を行いました.

吉住弥華,他3名:中心市街地における空間構成と歩行者回遊行動の分析プラットフォーム
梶原康至,他2名:バストリガー制導入のための需要予測モデルと契約成立条件
川島英敏,他5名:高齢化社会におけるパーソナルモビリティの活用法に関する実証調査
円山琢也,他2名:発展的次善課金政策の設計モデル
溝上章志:街路空間構成と人の回遊行動把握のための調査・分析プラットフォーム

研究内容のおもしろさや学術的水準・実践的有用性の高さのためと思いますが,いずれの発表にも多くの質問が集中し,聴講者の興味の対象となりました. 現役の学生や卒業生はもとより,共同研究者に至るまで,研究室の研究活動の水準の高さが改めて評価されているものと誇りに思います.益々頑張っていきましょう. 発表者の発表時の写真を撮るのを忘れてしまいました.掲載写真は,筑波行きのTX,筑波大学,つくばセンター,筑波公園通り遊歩道,柏の葉キャンパス駅, K-UDC柏の葉アーバンデザインセンター,IPMU東大柏の葉キャンパス数物連携宇宙連携機構,広島からの帰りに使った熊本までの九州新幹線さくら557号です.

2011.05.18
恒例の研究室写真撮影が行われました.

   

  今年も五月晴れの中,卒業アルバムに載せる研究室の写真撮影が行われました.例年は柿本研と合同でしたが,今年からは円山研も独立したこともあって, 溝上研だけでの撮影をしました.4年女子学生はかわいくてまだ良いとしても,4年男子学生(前右2人)とM2村野君, それにD3エムリさんまでがナナメチョキを出して写っているのは・・・・.一方で,溝上先生だけ,何故か,一歩前でGoooです. ちょっと人数的に寂しくなったので,隣で撮影していた円山研も一緒に記念撮影しました.ここでも, 溝上先生の後ろでM2の村野君はナナメチョキをしています.

2011.05.16
2011年度も研究室ゼミを開始しました.

     

 5月11日より,今年度も研究室ゼミを開始しました. 1回目は,先輩としての4年生への示しを付けるためもあって,M1の梶原君に月末に筑波大学で開催される土木計画学研究発表会春大会で発表予定の卒論の成果を発表してもらいました. 今年度は聴講者にも必ず1つは質問をしてもらうことにしています.この日は梶原君1人の発表に2時間も掛かってしまいましたが,発表の準備のための良い参考になったと思います. 昨年度はやや手綱を緩ませ過ぎたという反省もあって,今年はビシビシやる予定です.3人のM2,そして4人の4年生諸君,心して準備をしておいて下さい. 

2011.04.26
新歓を開催しました

 

4年生が研究室に配属され、2週間以上も経ってしまいましたが、今年も新歓を開催しました。 本年度から圓山(まるやま)研究室が新設されましたので、親睦を深めるべく圓山研と合同で開催しました。 さらに、韓国からの交換留学生さんも来てくれましたので、その歓迎会も兼ねました。 圓山研の学生とも仲良くなりつつ、韓国の留学生さんとも仲良くなれるという収穫が多い飲み会でした。 

2011.4.05
2011年4月受入短期留学生コースにソウル市立大学から4人の留学生が入講しました.

     

 短期留学生コースにソウル市立大学から今期も4人の留学生がやってきました.金泰雄(キム テウング)君は交通計画, 金 敬烈(キム キョンヨル)君は環境,金 戊燁(キム ムヨブ)君は交通工学,それに鄭炅(チョン キュンヒー)さんは都市社会学が専門です. 日本,特に熊本の自然と文化を勉強し,多くの友人を作って,熊本を好きになって下さい.

2011.04.05
男女2人ずつの4年生が研究室の新メンバーになりました.

     

今年も激しい研究室配属競争に打ち勝った男女2人ずつの4年生を研究室の新メンバーとして迎えました.
相川航平君と石川琢也君,牧聡美さんと松尾紀美さんです.
相川君は今年修了した津田君の軟式テニス部の輩雄,牧さんは去年修了した神谷君の卓球部の後輩です. あれーッ?!神谷君も津田君も部活中心だったし,修論は引き継ぎ.それに今は共に日本工営じゃないか.これは何かの縁というよりも,小説よりも奇なるストーリーができつつありますね.