"大同元年(806)創建と言われる神社。現在の社殿は相良長毎(さがらながつね)により慶長14年から18年(1609- 1613)にかけ造営されたもので、本殿、幣殿、拝殿、楼門はいずれも国指定重要文化財。茅葺(かやぶ)き屋根の社殿は豪華壮大な特徴の桃山様式で、楼門屋根の四隅には喜怒哀楽を示す「人吉形式」と呼ばれる鬼面があります。この楼門は球磨の代表的な民謡「球磨の六調子」に「球磨で名所は青井さんの御門、前は蓮池桜馬場」と歌われています。