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2010.10.21
特定都市交通施設整備研究発表会で溝上教授が特別講演を行いました.

 

10月21日(金)に県民交流館パレアの大ホールで開催された特定都市交通施設整備研究発表会で, 溝上教授が下記のタイトルで基調講演を行いました.  

講演テーマ:公共交通でまちづくり-熊本電鉄LRT化計画の経緯が自治体に問うたもの

国土交通省都市・地域整備局街路交通施設課整備室長や熊本県土木部長も聴講している中, 熊電LRT化計画の経緯と現在の状況,およびこれまでの国・県・市のスタンスと対応について, ちょっと辛めのコメントと今後への期待を込めた講演でした.参加した約100名の全国の自治体職員にとっては刺激的な内容だったようです.

  

2010.10.12
研究室に新しい仲間が増えました!

Zou Wenqianさん 孫学強さん Kim YeSeul (金藝瑟)さん Yu Sunmi (柳成美)さん

  博士後期課程として中国大連海事大学よりZou Wenqianさん.  大学院博士前期課程研究生として中国北西農林科技大より孫学強さん.  また,韓国ソウル市立大学よりKim YeSeul (金藝瑟)さんとYu Sunmi (柳成美)さんが学部への短期留学生としてきてくれました.  国際色豊かになった研究室で色んな刺激を受けながら研究を進めたいと思います  みなさんよろしくお願いします。

 

2010.10.05
ホンダの次世代パーソナルモビリティ「モンパル」実証実験を開始しました.

 熊本県と本田技研工業(株)との包括協定に基づいて実施される「次世代パーソナルモビリティ電動カート『モンパル』」の実証実験開始セレモニーが, 天寿園で行われました.「モンパル」は高度でお洒落な電動カートで,最高時速6km/hで公道を走行できます.委員長を務める次世代パーソナルモビリティ推進委員会では, モンパル10台を高齢者施設天寿園,植木健康福祉センターかがやき館,有料老人ホームケアハウス下通りに導入し,GPSで位置・走行情報を把握して, 高齢者の活動範囲やQOL向上への貢献度を評価することにしています.

2010.10.05
新留学生4人の歓迎コンパを開催しました.

 

本年度後期から,中国大連海事大学よりZou Wenqianさんを博士後期課程に,中国北西農林科技大より孫学強さんを大学院博士前期課程研究生に迎えました. また,韓国ソウル市立大学よりKim YeSeul(金藝瑟)さんとYu Sunmi(柳成美)さんを学部短期留学生として迎えました.孫さんを除いて,全員女性です. 黒髪食堂を貸し切って,歓迎のコンパを開催しました.これまでの日本語と英語と中国語による研究室内の会話に,韓国語も加わり,益々国際化した楽しい研究室になりそうです. ただし,机が足りなくなった上に,研究室が手狭になったので,模様替えをすることになりました. 

              

2010.10.05
修士論文の中間発表が行われました.

9月27日に修士論文の中間発表会が行われました。

津田圭介:  QOM指標による熊本都市圏におけるバス路線網再編案のサービス評価
山口秀晃:  社会的相互作用と進化ゲームによるバストリガー制成立条件の考察

副査の先生方の鋭い質問にも、見事に切り返す様はさすがでした。今、研究室は調査の予定が立て込んでおり、非常に多忙な日々になるかと思いますが、頑張ってください。 M1・B4もお手伝いできることはやりますので、遠慮なくおっしゃってください!!

2010.10.01
合志市コミュニティバス「バス ♥LETTER」が走り出しました.

 

 溝上教授が副座長として参画している合志市地域公共交通活性化協議会によって走行の交通社会実験が行われている合志市コミュニティバスが10月1日から走り出しました. 合志市が購入した18人乗りの低床小型バス2台で,愛称を「バス♥LETTER」といい,辻久保を出発点として1.5~2.0時間おきに,左・右両周りに1.3時間かけて環状運行する環状バスです. デザインは崇城大学デザイン学部の学生によるコンペ最優秀案であり,緑とオレンジを基調として「つなげたかとです。合志のココロとココロ。」や 「志が合わさったまち。この合志で走れることが私たちの誇りですたい」などの言葉が文字で書かれた,大変ユニークで親しみやすいバスです.一度乗りに行ってみませんか.

2010.09.13
研究室が主導して,銀座通り歩行者空間整備検討に関するWSを開催しました.

銀座通りは下通と交差する熊本市中心市街地南地区の主要な東西道路です.平成21年6月にパーキングメーターが撤去され,幅員に2mの余裕ができたことや, 歩道に大量の違法駐輪やゴミの放置,夜間の客待ちタクシーや荷さばきトラックによる駐車など,多くの問題を抱えています. 熊本市は,銀座通りの歩行者空間整備の検討を溝上研と星野研に依頼してきました.  9月13日には,銀座通り繁栄会の皆さんや関係者と一緒に,現地を歩きながら課題や良いところを見て回る街歩きをした後,WSでそれらをみんなで確認し合う作業を行いました. 街歩きの写真撮影やつぶやき書留め係,WS要の図面の作成やファシリテーターとして,計画研の学生諸君が大活躍しました.  11月中旬に実施予定の交通社会実験に向けて,17日(金)~18日(土)にかけて,丸48時間,総勢40人で駐輪状況や貨物の荷さばき,タクシーの利用状況などの交通実態調査を行う予定です.

2010.09.11
(社)日本不動産学会設立25周年記念シンポジウムで溝上教授が研究報告とパネルディスカッションに参加しました.

9月11日(土)13:30~17:30に熊本市役所14階大ホールで開催された(社)日本不動産学会設立25周年記念シンポジウム「九州新幹線全線開業と熊本都心のまちづくり ~途中駅のまちからハブ機能のまちへ~」で溝上教授が「市街地における都市空間構成と人の活動の現況把握」と題した研究報告を行いました. その後,幸山市長や石原JR九州会長などをパネリストとして,「これからどうする熊本都心のまちづくり」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました. そこでは,固定資産税の軽減によって立地が進み,社会的便益も税収も増加するといった中心市街地の低・未利用地の有効利活用支援策を提言しました.  会場には200人を超える市民が参加し,研究報告やパネラーの発言に熱心に聞き入っていました.

2010.08.27
熊本大学-ソウル大学-カルガリー大学による3大学Joint Seminarが開催されました.

猛暑の8/25~5/27の3日間にわたって,熊本大学工学部社会環境工学科持続可能な地域づくり研究グループ(代表: 溝上章志教授)が主催した 「熊本大学・ソウル大学・カルガリー大学共同セミナー 2010」-交通・防災・景観・健康・まちづくりに関する3大学合同国際会議-が開催されました. 自然科学研究科では,本学科のまちづくりと地域防災研究グループを中心として,2009年2月にソウル大学と交流協定を締結し,学術・学生の交流, 共同研究を進めています.2009年2月には,ソウル大学と熊本大学による2大学の合同セミナーが熊本で開催され, 同年9月にはソウル大学がカルガリー大学と共同で開催していた研究発表会に熊本大学も参加し,第1回目の3大学共同セミナーがソウルで開催されました. その継続として,今回は熊本大学で主催したものです.ソウル大学からは5名,カルガリー大学からもJohn Douglas Hunt (Professor) とAlex de Barros (Assistant Professor) の2人が遠くカナダから参加してくれました.表題の通り,会議の対象は幅広く,国内の都市・交通計画系や公衆衛生関係の若手研究者からも多数,研究発表がなされ, 熱い議論と交流が展開されました. プログラムは別紙に示しています.また,写真はWelcome Partyの様子,研究室の溝上教授と丸山准教授,是非発表させて欲しいと申し込みのあった両角工学部長の発表風景, 記念集合写真です.みんな楽しそうですね.次回はカナダカルガリー大学での開催が約束されました.

2010.08.02
第3回都市再生ゼミナールに,香港ポリテク大学からW.H.K.Lam先生とA.Sumalee先生を迎えて講演会を行いました.

8月2日に開催した第3回都市再生ゼミナールに,香港ポリテク大学からW.H.K.Lam先生とA.Sumalee先生をお迎えし,講演会を開催しました.講演タイトルは下記でした.    

William H.K. Lam: Public Transport in Hong Kong
Agachai Sumalee: Sustainable Public Transport Services (PTS): The Case of Hong Kong

2人とも世界で活躍する研究者であり,高山市で開催されたDTA(Dynamic Traffic Assignment)2010の帰りに円山先生の依頼で熊大を訪問してくれたものです. 同時に,DC2年のYinさんとEmri さんにも取り組んでいる研究を発表してもらい,彼らから有益なコメントやアドバイスをもらいました.

Yin Yanhong : A Model to Evaluate Energy Efficiency from the Viewpoint of Individual Quality of Life
Emri Juli Harnis : Learning from London and Seoul Experiences in Public Transport Reform

2010.08.01
JCOMM2010において,溝上教授はJCOMM技術賞の授賞式に臨み,M1の内添君は口頭発表をしました.

 平成21年度JCOMM技術賞の授賞式が7月30,31日に福山市で開催されたJCOMM2010で執り行われ,受賞した溝上教授, 橋本淳也准教授(熊本高専),橋内次郎君(パシフィックコンサルタント),末成浩嗣君(福山コンサルタント)が晴れて授賞式に臨みました. 熊本電鉄を研究フィールドとしたこれまでの研究室の継続的な研究に対する高い評価を得たもので,受賞者にとっても研究室にとっても光栄であり,嬉しいものです.  2日目にはM1の内添啓太君が「まちなか居住促進のためのまちなか嗜好郊外居住者セグメントの文理と特性分析」と題して,口頭発表を行いました. 郊外居住者の中からまちなか居住嗜好者セグメントを抽出し,彼らにまちなか居住ライフスタイル情報を提供することによってまちなか居住選択行動変容を促そうというものです. 今後のまちづくりでは,公共交通と中心市街地とライフスタイルの三位一体で進める必要があります.