くまがく応援隊スマイリア

Smilia

設立趣意書

この度の熊本を襲った大地震は熊本県内各地に甚大な被害をもたらしました。また、被災地における子どもたちに多大なストレスをもたらしていることが、各種機関の調査から明らかにされており、問題視されています。子どもに降りかかるストレスは心身の健康状態はもとより、学校における就学にも影響を及ぼしますので、災害ストレスを緩和することは非常に重要なことです。急性のストレス状態は過ぎましたが、これからPTSD（Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害）やフラッシュバックが起こることも考えられます。このようなストレスを緩和する一つの方法として運動遊びは有効な活動であり、これまでの研究でも明らかにされているところです。
そこで、熊本学園大学ライフ・ウェルネス学科の体育教員を中心として、子どもの災害ストレスの緩和を意図した運動遊びを推奨することを検討し、この度学生のボランティア組織を設立することに致しました。今後中長期的に被災した子どもたちに運動遊びをとおした心の癒し活動を行っていきたいと考えています。

1. 名　　称　熊本学園大学「くまがく応援隊スマイリア」
2. 代　　表　橋本公雄（熊本学園大学社会福祉学部ライフ・ウエルネス学科・教授
　　　　　　 連絡先　電話：096-364-7864（ダイヤルイン、橋本研究室）
　　　　　　 電子メール：hashimoto@kumagaku.ac.jp
3. 人　　数　第1期生メンバー55名
4. 活動内容　運動遊びを主体としたレクリエーションを通じて子どもの災害ストレスを緩和する活動。
5. 活動期間　第1期：平成28年5月―9月、土・日の週末
6. 活動地域　熊本市、上益城郡益城町・御船町、阿蘇郡西原村
7. 実行委員会の設置
実行委員会は、熊本学園大学内に置き、ボランティア活動の運営にあたる。
実行委員会は、10名の委員で構成する。
実行委員会に、統括本部、渉外・企画、情宣、会計、書記・記録の係を置く。
週1回定期的な学内活動を行う。

平成28年6月10日