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March 10, 2009, at 12:01 PM by 219.212.142.50 -
Changed lines 5-6 from:

八代駅から人吉駅までは川線と呼ばれる区間で、日本三大急流の一つである球磨川に沿い、深い渓谷を縫って走る景観を楽しむことができる。

to:

八代駅から人吉駅までは「川線」と呼ばれる区間で、日本三大急流の一つである球磨川に沿い、深い渓谷を縫って走る景観を楽しむことができる。

Changed lines 9-10 from:

人吉駅から吉松駅までは熊本・宮崎県境の国見山地を越える高低差430mの山線と呼ばれる区間で、大畑駅のループ線とスイッチバック、矢岳越えの日本三大車窓など、他に見られない車窓を楽しむことができる。

to:

八代・人吉間の「川線」に対し、人吉・吉松間を「山線」と呼ばれる。愛称に表されるように人吉駅から吉松駅までは熊本・宮崎県境の国見山地を越える高低差430mの区間で、大畑駅のループ線とスイッチバック、矢岳越えの日本三大車窓など、他に見られない車窓を楽しむことができる。

Changed lines 13-22 from:

トンネルを抜けて真幸駅に向かう途中で、眼下のえびの高原やその向こうの霧島連山を望む日本一の車窓を見ることができる。真幸駅を過ぎ、2番目の山神第二トンネルは列車退行事故があったトンネルである。トンネル群を過ぎると平坦になり、吉松駅に到着する。

吉松駅から隼人駅までは一部山の中を抜ける部分はあるが、のどかな農村を走る区間である。大隅横川駅と嘉例川駅の駅舎は開業当初からの木造建築で、2006年に国の登録有形文化財になっている。

to:

トンネルを抜けて真幸駅に向かう途中で、眼下のえびの高原やその向こうの霧島連山を望む日本一の車窓を見ることができる。真幸駅を過ぎ、2番目の山神第二トンネルは昭和20年8月22日に「列車退行事故」があったトンネルである。トンネル群を過ぎると平坦になり、吉松駅に到着する。

March 10, 2009, at 11:51 AM by 219.212.142.50 -
Changed lines 1-8 from:

JR肥薩線の八代~人吉間(いわゆる川線)は、平成20年6月1日に開通100周年を向かえ、翌年の平成21年には、JR肥薩線が全線開通して100周年を迎えます。 JR肥薩線は、懐かしさを感じる駅舎、全国でも珍しい石つくりの機関車庫、ループ線とスイッチバックなど必見の産業遺産が多数あり、これらの産業遺産は平成19年11月に経済産業省の近代化産業遺産群の認定を受けました。この機会に、明治~昭和の遺産に触れてみましょう。 肥薩線(ひさつせん)は、熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。

八代 - 人吉間の球磨川沿いの風景や国見山地を越える人吉 - 吉松間のスイッチバックとループ線、日本三大車窓の一つに数えられる矢岳越え、古くから残る駅舎などの観光資源に着目し、観光路線としての整備・PRが進められている。2005年まで豊肥本線で「SLあそBOY」として運行していた蒸気機関車58654(8620形)を修復し、2009年4月25日から熊本 - 人吉間で復活・定期運行する予定である。

沿線は運転系統と同じく人吉駅と吉松駅を境に大きく3つの区域に分かれ、それぞれに特徴がある。

to:

肥薩線は、熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。八代 - 人吉間の球磨川沿いの風景や国見山地を越える人吉 - 吉松間のスイッチバックとループ線、日本三大車窓の一つに数えられる矢岳越え、古くから残ている駅舎が懐かしさを感じさせる、全国でも珍しい石つくりの機関車庫など必見の産業遺産が多数あります。2005年まで豊肥本線で運行していた蒸気機関車58654(8620形)を修復し、2009年4月25日から熊本 - 人吉間で復活・定期運行する予定である。

沿線に特徴のあるところ:

Changed lines 7-10 from:

八代駅を出ると、すぐに肥薩おれんじ鉄道線(旧・鹿児島本線)がオーバークロスするが、その辺りから球磨川の右岸を走る。九州新幹線の橋梁の下を通り、ゆったりとした球磨川の流れを望める。途中に旧深水発電所(右手に一瞬しか見えないが、路線がカーブしているため通り過ぎた後にもう一度見ることができる)や熊本県営荒瀬ダム(撤去予定)などを見ることができる。

鎌瀬駅を過ぎるとすぐに球磨川第一橋梁を渡り、線路は左岸に移る。この橋梁は1906年にアメリカン・ブリッジ社が製造した橋である。瀬戸石駅を過ぎると瀬戸石ダムを見ることができる。このあたりからかなり急峻な地形となり、白石駅から渡駅のあたりまでは、川の中に数多くの瀬を見ることができる。白石駅の次の球泉洞駅の名前は、総延長4800mの九州最大級の鍾乳洞球泉洞から付けられたものである。近くには球磨川下りの船着き場もある。渡駅の手前で球磨川第二橋梁を渡り、また右岸に戻る。渡駅と西人吉駅の間には桜並木があり、春先には桜のトンネルになる。

to:

鎌瀬駅を過ぎるとすぐに球磨川第一橋梁を渡り、線路は左岸に移る。この橋梁は1906年にアメリカン・ブリッジ社が製造した橋である。

Changed lines 11-14 from:

人吉駅を出ると、くま川鉄道湯前線の相良藩願成寺駅まで一部線路を共用して走る。相良藩願成寺駅あたりでくま川鉄道湯前線と分離し、球磨川を渡る。しばらくは平坦なところを走るが、すぐに山の中に入り、小さなトンネルを4つほど通り、大畑駅に到着する。ここでスイッチバックとループ線を通り、山の中を矢岳駅まで上る。矢岳駅にはSL展示館がある。

to:

大畑駅に到着して、スイッチバックとループ線を通り、山の中を矢岳駅まで上る。矢岳駅のSL展示館で懐かしいSL機関車と一緒に写真を取ることができる。

March 06, 2009, at 11:04 PM by 219.212.142.50 -
Added lines 1-28:

JR肥薩線の八代~人吉間(いわゆる川線)は、平成20年6月1日に開通100周年を向かえ、翌年の平成21年には、JR肥薩線が全線開通して100周年を迎えます。 JR肥薩線は、懐かしさを感じる駅舎、全国でも珍しい石つくりの機関車庫、ループ線とスイッチバックなど必見の産業遺産が多数あり、これらの産業遺産は平成19年11月に経済産業省の近代化産業遺産群の認定を受けました。この機会に、明治~昭和の遺産に触れてみましょう。 肥薩線(ひさつせん)は、熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。

八代 - 人吉間の球磨川沿いの風景や国見山地を越える人吉 - 吉松間のスイッチバックとループ線、日本三大車窓の一つに数えられる矢岳越え、古くから残る駅舎などの観光資源に着目し、観光路線としての整備・PRが進められている。2005年まで豊肥本線で「SLあそBOY」として運行していた蒸気機関車58654(8620形)を修復し、2009年4月25日から熊本 - 人吉間で復活・定期運行する予定である。

沿線は運転系統と同じく人吉駅と吉松駅を境に大きく3つの区域に分かれ、それぞれに特徴がある。

八代駅から人吉駅までは川線と呼ばれる区間で、日本三大急流の一つである球磨川に沿い、深い渓谷を縫って走る景観を楽しむことができる。

八代駅を出ると、すぐに肥薩おれんじ鉄道線(旧・鹿児島本線)がオーバークロスするが、その辺りから球磨川の右岸を走る。九州新幹線の橋梁の下を通り、ゆったりとした球磨川の流れを望める。途中に旧深水発電所(右手に一瞬しか見えないが、路線がカーブしているため通り過ぎた後にもう一度見ることができる)や熊本県営荒瀬ダム(撤去予定)などを見ることができる。

鎌瀬駅を過ぎるとすぐに球磨川第一橋梁を渡り、線路は左岸に移る。この橋梁は1906年にアメリカン・ブリッジ社が製造した橋である。瀬戸石駅を過ぎると瀬戸石ダムを見ることができる。このあたりからかなり急峻な地形となり、白石駅から渡駅のあたりまでは、川の中に数多くの瀬を見ることができる。白石駅の次の球泉洞駅の名前は、総延長4800mの九州最大級の鍾乳洞球泉洞から付けられたものである。近くには球磨川下りの船着き場もある。渡駅の手前で球磨川第二橋梁を渡り、また右岸に戻る。渡駅と西人吉駅の間には桜並木があり、春先には桜のトンネルになる。

人吉駅から吉松駅までは熊本・宮崎県境の国見山地を越える高低差430mの山線と呼ばれる区間で、大畑駅のループ線とスイッチバック、矢岳越えの日本三大車窓など、他に見られない車窓を楽しむことができる。

人吉駅を出ると、くま川鉄道湯前線の相良藩願成寺駅まで一部線路を共用して走る。相良藩願成寺駅あたりでくま川鉄道湯前線と分離し、球磨川を渡る。しばらくは平坦なところを走るが、すぐに山の中に入り、小さなトンネルを4つほど通り、大畑駅に到着する。ここでスイッチバックとループ線を通り、山の中を矢岳駅まで上る。矢岳駅にはSL展示館がある。

トンネルを抜けて真幸駅に向かう途中で、眼下のえびの高原やその向こうの霧島連山を望む日本一の車窓を見ることができる。真幸駅を過ぎ、2番目の山神第二トンネルは列車退行事故があったトンネルである。トンネル群を過ぎると平坦になり、吉松駅に到着する。

吉松駅から隼人駅までは一部山の中を抜ける部分はあるが、のどかな農村を走る区間である。大隅横川駅と嘉例川駅の駅舎は開業当初からの木造建築で、2006年に国の登録有形文化財になっている。