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講義・演習情報研究プロジェクト熊本日記松井松次資料館略歴・研究業績

講義・演習情報 2010

2011年2月26日更新
2010年度の担当講義・演習に関するお知らせです。

講義・演習情報 2008講義・演習情報 2009
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  講義

  ・中国概説(外国語学部東アジア学科)

   ――現代中国を理解するための基本的な知識を紹介します(必修科目)

   2010年秋学期定期試験「中国概説」講評


 外国語学部東アジア学科必修科目「中国概説」の秋学期定期試験を2011年1月24日(月)に実施した。受講者数は75名、受験者数62名、欠席者数13名であった。本講義は入門科目であるが、昨年度の経験から、試験の緊張感を高めるべく、本年度は持ち込み不可とした。もっとも、事前に出題箇所を念入りに告知する等、学生の試験対策に配慮する形とした。

 具体的な出題内容だが、事前に告知した通り、講義レジュメから空欄補充を2問、そして講義中に提示した語群から用語説明を3問を出題した。

 例年通り、試験結果に加え、レポート内容、さらには提出課題としての「コミュニケーションカード」の提出実績などを勘案し、総合的に単位認定を行った(なお、「コミュニケーションカード」については、全部不提出あるいはこれに準ずるような場合以外はマイナス査定を行っていない)。

 必修科目であることを考慮し、2年次以降の学習の負担にならないよう極力単位認定をする方向で調整を行ったが、試験結果からどうしても単位認定できない学生が残念ながら1割強あった。ちなみに「A」が20%、「B」が29%、「C」が32%で、単位取得者は82%であった(欠席者を除く)。

 単位が取得できなかった学生諸君に関しては、来年度の奮起を期待したい。
 

開講日内容
2010/9/24開講ガイダンス
2010/10/1「中国」はふたつ?
2010/10/8中国の地理(1)―2週間で中国1周
2010/10/15中国の地理(2)―2週間で中国1周
2010/10/22中国の地理(3)―補足
2010/10/29休講(託麻祭)
2010/11/5休講(海外出張)
2010/11/12「多民族国家」中国
2010/11/19現代中国の政治と経済(1)
102010/11/26現代中国の政治と経済(2)
112010/12/3現代中国の政治と経済(3)
122010/12/10「文革」と現代中国(1)―「芙蓉鎮」をてがかり
132009/12/17「文革」と現代中国(2)―続・「芙蓉鎮」をてがかりに
142011/1/7現代中国の政治と経済(4)――改革開放以降
152011/1/21まとめ―レポート返却と総括
162011/1/24秋学期定期試験


  ・国際社会と日本T・U(外国語学部東アジア学科・外国語学部英米学科)

   ――国際社会を理解するための基本的な知識を紹介します(必修科目)

   2010年秋学期定期試験「国際社会と日本U」講評


 受講者数230名、受験者199名。どの講義にもいえることだが、必修科目であるにもかかわらず、未受験の学生が増加している点が最近の傾向である。

 例年、本講義は第一時限に設定されていることもあり、必修とはいえ講義開始当初から参加している学生は半数程度(これでも他の大教室講義よりは驚異的な出席率と言われている)、9時半過ぎにほぼ平均的な受講者数( 7割程度)に達する感じとなっている。

 当然、250名近い大人数教室で完全な出欠管理は物理的に不可能なため、「コミュニケーションカード」という形で出欠に関する全体の傾向を把握することにしている(原則、よっぽどカード提出率が悪い場合を除き、宣言通り、これはマイナスの成績評価には使っていない)。

 いわゆる「トロイの木馬方式」や「講義に最初から参加している学生に有利に」という形の試験出題方式について、講義アンケートなどでも「せこい」や「えこひいき」など極めて少数の指摘があったが、自分の行動を棚に上げて何を言うかといった感が否めない。

 講義の評価は例年になく好評であったが、「おもしろい」講義が高い単位取得率ににつながるわけではないということが今回明かになった。詳細な数値の公表は避けるが、やはり最終的にはほぼ「講義開始当初からの出席率」+αに対応する単位認定率となった。なお、単位を落とした場合は、ほぼ99%が試験の点数によるものである

 こうした事態に鑑み、やはり大教室とはいえ、明確に「出欠をとる」と宣言し、教室環境が悪化しても、「強制」的な出席を要求する形に持っていかなければならないのではないかとも考えているところであるが、大部分の「勉強したい学生」たちには迷惑極まりないので、難しいところである。あるいは、私自身、そろそろ「大人としての割り切り」をしなければならないということなのだろうか(ただ、結局、それは学生を甘やかすだけでもある)。

 もとよりほとんど講義に参加しないのは論外だが、ある程度「コミュニケーションカード」を出して、ある程度の点数をとってくれればよいだけなのに、なぜか点数だけは、どう下駄を履かせようとしても、認定基準に持っていけないものが多すぎる。試験問題をあれだけ事前に確認しているにもかかわらず、ほとんど準備をしていないとも思われる答案が山積する現状に如何に対処すべきか。かといって、認定基準をこれ以上下げるわけにもやはりいかない。

 大学全体がさらなる「単位認定の厳格化」に向けて動いていくなか、学生諸君にも意識変革が求められつつある。本気で取り組んでほしい。
 

開講日内容
2010/9/24開講ガイダンス
2010/10/1中国と日本(1)
2010/10/8中国と日本(2)
2010/10/15中国と日本(3)
2010/10/22中国と日本(3)―補足
2010/10/29休講(託摩祭)
2010/11/5休講(海外出張)
2010/11/12中国と日本(4)
2010/11/19中国と日本(4)―補足
102010/11/26歴史認識問題と日本(1)
112010/12/3歴史認識問題と日本(2)
122010/12/10歴史認識問題と日本(3)
132010/12/17多文化共生と日本(1)
142011/1/7多文化共生と日本(2)
152011/1/17多文化共生と日本(3)
162011/1/24秋学科定期試験

   2010年春学期定期試験「国際社会と日本T」講評


 受講者総数246名。受験者219名(欠席27名)。今回から「一切持ち込み不可」とし、出題は空欄補充30問(各3点で合計90点)と記述問題1問(10点)とした。「持ちこみ不可」のため、空欄補充は語群を用意し、基本的な一般常識があれば7割以上は回答できる水準とし、「必修」科目であるもあることから、最低でも合計で6割以上の得点が可能な内容とした。

 今回たいへん気になったのは、「必修」科目であるにもかかわらず未受験者が目立ったことが挙げられる。昨年同様、本年度も残念ながら金曜日の1時限という早い時間帯の開設であり、唯一「必修」の大教室講義ではあるのだが、いずれにせよ「取らなければ卒業できない」科目であることには変わりはない。

 満点は英米学科1名、東アジア学科2名。素点ではあるが、80〜100点が約50名、70〜79点がやはり約50名、60〜69点が約70名で合計170名。これに若干の調整を加えた結果、単位付与率は69%となった。この数字は着任以来のなかでは最も高いものだが、試験内容を勘案するに、「これでも」単位が取れなかった場合は、基礎的学力に相当の問題があるか、あるいは出席不良が考えられよう。

 講義規模を考えた場合、残念ながら個別のケアは物理的に不可能であるので、まさに「大学生」としての「学習姿勢」が問われる科目といえよう。幸いであったのは、再履修組の単位獲得率が比較的高かったことか。コミュニケーションカードにおけるコメントも極めて好意的なものが多かったのは3年目を迎えての成果であった。
 

開講日内容
2010/4/9開講ガイダンス
2010/4/16戦後日本外交の構図(1)
2010/4/23戦後日本外交の構図(2)
2010/4/30国際連合と日本(1)―国際機構の誕生
2010/5/7国際連合と日本(2)―国際連合の成立と展開
2010/5/14国際連合と日本(3)―新生日本の国際社会への復帰
2010/5/21国際連合と日本(4)―新生日本の国際社会への復帰(補足)
2010/5/28アメリカと日本(1)―日米関係160年を振り返る
2010/6/4アメリカと日本(2)―続・日米関係160年を振り返る
102010/6/11アメリカと日本(3)―続々・日米関係160年を振り返る(補足とまとめ)
1120/6/18アジアと日本(1)―「地域統合」という大潮流
122010/6/25アジアと日本(2)―「東アジア共同体」の先駆者としてのASEAN
132010/7/2アジアと日本(3)―「東アジア共同体」と日中韓
142010/7/9春学期定期試験
152010/-/-英米学科海外研修出発のため定期試験前倒し


  ・東洋史概論T・U/中国近現代史
    (外国語学部東アジア学科・経済学部国際経済学科・リーガルエコノミクス学科・経済学科・福祉環境学科)


   ――中国近現代史を講義します(選択必修ほか)

   2010年秋学期定期試験「東洋史概論U・中国現代史」講評


 本年度より3学部5学科に履修者が増えた「東洋史概論U・中国現代史」だが、途中発生した「中国漁船衝突事件」など、時事問題も絡めた講義はなかなか好評であった。受講者総数は386名であり、これを二つのクラスに分けて講義した。春学期よりも50名ほど受講者が増加したのは、卒業単位を狙った秋学期の駆け込み履修登録を反映したと思われる。

 受験者数298名。もとより出席していない大部分の3・4年生は受験自体を回避したようで、このような数字となった。受験者のうち単位を取得できたのは約半数。例年通り、きちんと講義に参加している学生はある程度単位が取れているのに対して、ほとんど参加していない学生は惨憺たる結果であった。

 試験内容は、語群からの空欄補充を2問、論述を2問出題した。必修でない分 単位認定する側もそれほどシビアにならなくてよいので、教室環境など、全体のバランスを考慮した場合、本年度はひとつのモデルケースとなるのではないかと思われる。

 「国際社会と日本」と比べ、教授する内容がより明確なので、学生側も勉学に取り組みやすいようだ。とにかく「興味を持った」というアンケートコメントが極めて多数寄せられ、「来年度も頑張ろう」という気持にさせてもらえた。学生諸君もぜひさらに勉学を進めてもらいたいと思う。
 

開講日内容
2010/9/24・30開講ガイダンス
2010/10/1・7春学期の復習/国民革命の時代(1)
2010/10/8・14国民革命の時代(1)/国民革命の時代(2)
2010/10/15・21国民革命の時代(2)/侵略と抵抗(1)
2010/10/22・29侵略と抵抗(1)/休講(託摩祭)
2010/10/29・11/4休講(託麻祭)/休講(海外出張)
2010/11/5・11休講(海外出張)/侵略と抵抗(1)
2010/11/12・18侵略と抵抗(1)/休講(公務)→12/18補講
2010/11/19・25侵略と抵抗(2)/侵略と抵抗(2)
102009/11/26・12/2侵略と抵抗(2)/革命の成就
112010/12/3・9革命の成就/新中国の成立
122010/12/10・16新中国の成立/毛沢東型社会主義建設の展開T
132010/12/17・1/6毛沢東型社会主義建設の展開T/毛沢東型社会主義建設の展開U
142011/1/7・13毛沢東型社会主義建設の展開U/毛沢東型社会主義建設の展開V
152011/1/14・20 休講(補講日)/改革開放の時代
162011/1/21 毛沢東型社会主義建設の展開V・試験解説
172011/1/22秋学期定期試験

   2010年春学期定期試験「東洋史概論T・中国近代史」講評


 必修科目「国際社会と日本T」同様、今回から本科目も「一切持ち込み不可」とした。また、今年度から「東ア・国経・リー」に加え、「経済・福環」の講義も担当することとなり、受講者数が総勢350名近くへと膨らみ、採点もひと苦労であった。

 出題は空欄補充30問(各3点で計90点)と記述問題2問(各5点で計10点)。「選択必修」ということもあり、出席率も常時6割程度だったことから、ふるい落としをする意味でも、範囲を絞らず、まんべんなく出題することとした。もちろん、すべて暗記を求めるのは本道ではないので、空欄補充については語群を準備し、また記述問題については出題予定のものを事前に告知した。

 まず「東ア・国経・リー」について。受講者187名、受験者165名(欠席22名)。満点は東アジア学科の1名のみ。ちなみにこの満点獲得者は「国際社会と日本T」でも満点を獲得している。80〜100点が35名、70〜79点が約30名、60〜69点が約50名で、60点以上獲得したのが120名弱であった。これに調整を加えた結果、最終的な単位取得率はちょうど60%となった。

 つぎに「経済・環福」について。本年度から担当した両学科だが、私語がまったくと言ってよい程なく、極めて講義がし易いクラスであった。「熊本日記」などでも触れたが、もちろん「仕事」ではあるが、しゃべる側も「人間」である以上、熱心に講義を聞いてくれる学生の前では自然と力が入る。大変楽しい時間であった。

 もっとも、出席率はやはり6割前後であったので、単位取得率もこれに準ずる形となった。履修者数157名、受験者144名(欠席13名)。満点獲得者はなし。80〜100点が35名、70〜79点が33名、60〜69点が32名で、60点以上獲得したのが100名であった。やはり調整を加えた結果、最終的な単位取得率は約65%となった。これは科目の性質を考えればまずまずの数字ではないかと思う。

 今回の試験でまず評価するのは、リーガルエコノミクス学科1年生の奮闘である。本科目はこの学科だけ「1年次以上」配当となっており、これまでリーガル学科は単位取得率が低迷していた。昨年などは実に9割近い学生が及第しないという状況であった。開講ガイダンスで「脅した」のが奏功したのか、今回は奮闘してくれたようで、今回は9割以上の学生が無事に単位取得することができていた。これは全体の単位取得率に比べても極めて高い数字といえる。

 他方、全体の単位取得率を極端に引き下げているのが、国経の再履修者たちである。まじめに受講する気がないのであれば履修登録を遠慮してもらいたいのだが、3年次以上は実に履修登録者45名のうち、未受験・辞退者9名、「D」判定者22名、単位取得率31%と散々な結果であった。

 「中国の歴史なんてまった興味ない」「人生に何の意味がある」など学生諸君の言い分はあろうが、これから日本人が生き残っていくためには「知らねばならない」ことである。大学で学ばなければ、学ぶ機会はないのである。私も「楽しい授業を」と心がけているが、ぜひ前向きな気持ちをもって臨んでほしいと思う。
 

開講日内容
2010/4/8・9開講ガイダンス
2010/4/15・16近代における中国認識―「伝統的中国社会」はどう見られていたのか
2010/4/22・23「西洋の衝撃」と「華夷秩序」−アヘン戦争と不平等条約体制の成立
2010/4/29・300昭和の日により休講(東ア・国経・リー)/DVD鑑賞(経済・福環)
2010/5/6・7清朝支配への挑戦―「太平天国」の革命性とその限界
2010/5/13・14近代化の模索(1)―「洋務運動」とは何か
2010/5/20・21近代化の模索(2)―「洋務運動」が目指したもの
2010/5/27・28最大の挫折としての日清戦争―「瓜分」の青信号
2010/6/3・4改革の思想―「戊戌維新」と体制改革
102010/6/10・11革命の思想―孫文と「三民主義」
112010/6/17・18辛亥革命―清朝の崩壊と中華民国の成立
122010/6/24・25革命の挫折と軍閥混戦―「流産した革命」
132010/7/1・2民族運動の高揚(1)―「五四」運動と国共両党の誕生
142010/7/8・9民族運動の高揚(2)―「五四」運動と国共両党の誕生
152010/7/15試験説明(東ア・国経・リーのみ)
2010/7/23春学期定期試験


  ・現代中国の政治(外国語学部東アジア学科)

   ――現代中国政治を理解するための専門知識を学びます(選択必修科目)

   2010年春学期定期試験「現代中国の政治」講評


 出欠不良者以外はいずれも「A」判定とした。東アジア学科の応用科目であり、本科目を受講する学生は高い意識を以って授業に臨んでいることがうかがえる。試験問題は、以下の3つからひとつ選んで解答せよとのものであった。

(1)「政治体制」の変化に着目した場合、現代中国(中華人民共和国史)の歩みはどのように時期区分できるか。第1期から第6期までを具体的に示し、それぞれの内容について述べよ。

(2)「党天下論」とは何か。講義で配布した「儲安平発言」の重要部分を引用しつつ説明せよ。

(3)「中国の民主化」問題に関連して、講義で取り上げた「漸進的民主化」のシナリオを三つ挙げ、それに関する自らの考えを述べよ。

 いずれの解答もよく練られており、また自らの見解も丁寧に盛り込まれているものが多く、安心して採点することができた。本科目は本年度から大澤が横澤先生の跡を継ぎ担当することになったものであり、「実験的講義」を宣言して授業を行ったが、反省点も多々あり、来年度以降に活かしたいと考えている。
 

開講日内容
2010/4/13開講ガイダンス
2010/4/20現代中国の歩み(1)
2010/4/27現代中国の歩み(2)
2010/5/11現代中国の歩み(3)
2010/5/18現代中国政治へのアプローチ(1)――「三つの内実」
2010/5/25現代中国政治へのアプローチ(2)――六つのアプローチ@
2010/6/1現代中国政治へのアプローチ(3)――六つのアプローチA
2010/6/8現代中国政治へのアプローチ(4)――時期区分と「振り子」理論
2010/6/15現代中国の国家制度(1)――最高権力機関としての「全人代」
102010/6/22現代中国の国家制度(2)――アリバイとしての「複数政党制」?
112010/6/29党と政治(1)――執政党としての中国共産党
122010/7/6党と政治(2)――党と国家・軍の関係
132010/7/13党と政治(3)――中国共産党の一党支配はいつまで続くのか?
142010/7/20確認とまとめ
152010/7/27春学期定期試験


  ・現代中国と世界(外国語学部東アジア学科)

   ――現代中国外交を理解するための専門知識を学びます(選択必修科目)

   2010年秋学期定期試験「現代中国と世界」講評


 開講初年度ということもあり、本年度は春学期「現代中国の政治」とは対照的に、テキストを輪読する形で現代中国外交史をじっくり学んだ。内容的に若干難しく、またあえて単調な「勉学」スタイルをとったこともあってか、途中、間延びした感じもあったが、教授する側としては 、なかなか充実した時間であったと考えている。

 試験問題は論述を2問。ひとつめは「和平演変論」を説明せよ。ふたつめは「中間地帯論」と「二つの中間地帯論」、そして「三つの世界論」についてそれぞれ説明し、それらが提起された中国をとりまく国内外の情勢を述べるというもの。

 中国外交を勉強している担当者としては、こうした「出題」に一生懸命解答する学生の姿を見るのが嬉しくてたまらないのだが、対象に対する興味喚起という点については、もう少し検討の余地があるのではないかとの印象を持った。

 受講者16名、受験者10名。受験者はいずれも十分な内容を持つ解答を準備しており、解答の水準に応じて、いずれも単位を付与することができた。

  

  ・時事中国語基礎/講読(外国語学部東アジア学科)

   ――『時事中国語の教科書版』(朝日出版社)を使い、中国語で中国事情を学びます

  ・海外事前研修(外国語学部東アジア学科)

   ――本年度も中国・吉林大学で1か月間の短期留学を行います

開講日内容
2010/5/19中国東北地域の歴史を考える―「満洲国」の成立から消滅まで
2010/5/26映像から考える戦後日中関係――「満洲移民」と熊本


  演習  ⇒ 2009年度大澤ゼミML(準備中)

  ・専門演習T(中国地域研究)

   ――「中国を読む」ための基本的な知識を学びます

  ・専門演習U(中国地域研究)

   ――事例研究を通じて「中国を読む」ための基礎力を身につけます

  ・卒業論文指導

   ――中国地域研究による卒論執筆を指導します

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