*

坂上智哉ホームページ>坂上智哉タイムズ>2006年

*

*







 

●Vol.8(2007/4) 夢見るひとたれ
*

夢見るひとたれ

Vol.8(2007/4)

 2007322日(木)、今年もたくさんの学生が本学を巣立っていきました。それぞれが新しい道に進んでいくその後姿は、社会に出ることの不安よりも、これから社会で大いにがんばってくれそうな頼もしさでいっぱいでした。今回はそのなかの2人を紹介します。

 まずは日向君。ゼミでは卒論作成過程で急速に伸びる学生がいますが、彼もその一人でした。3年次に交換留学でイギリスに行き、英語力には問題がなかったのですが、経済理論の理解ができるようになったのは、まさしく卒論の作成の過程ででした。アメリカの大学院への進学を希望していましたが、昨年12月にニューヨーク州立大学大学院から合格の連絡が届きました。4月には渡米し、8月末からの授業開始に向けて準備を進めるとのこと。アメリカの水に早く慣れ、大いに力を伸ばしてほしいと願っています。

 2人目は林田君。彼は国家一種に合格しましたが、最終的には一橋大学大学院への進学を選択しました。3年次に経済学検定試験(ERE)で全国第1位の成績をとった人物です。卒業式の日、「大きくなって帰ってきます」と言い残して研究室を後にしました。思えばERE受験直前に私のところに来て、はずかしそうに「過去問が全部解けたんですけど」と言ったことがありました。あのときは本当に驚きましたが、彼の台詞は今では頼もしく思えます。

 兎にも角にも、おめでとう。

*

*


 サイトに掲載されている画像・データ等を複製・保存等おこなうことをかたく禁じます。