何を目指すのか。

 英語に限らず、「何のために、それを学ぶのか?」をはっきり意識する事は学習について大事な事だと思う。

動機を言葉にするという事

 理由付けは、別に格好いいものである必要はない。たとえば、「将来の高収入のため」でも良いし、「海外旅行に行った時に、少しでも相手の言う事を理解したいから」でも構わない。 幸いな事に、日本は別に英語を喋る事ができなくても、十分に生活を行う事ができる社会だ。しっかりした技術、まじめな態度で仕事をしている限り、英語は「できれば望ましいもの」かも知れないが、「覚えなければ生きていけないもの」ではない。

 「自分が到達したいレベルはどの程度か?」「なぜ、そのレベルに到達したいのか?」

 これがしっかり説明できるようになれば、遠すぎる目標に絶望する事も無い筈だし、途中で「何のために、こんな苦労をしてるんだ?」と投げ出してしまう事も無い筈だ。逆にそれが自分自身に対して説明できなければ、日常に飲み込まれて、学習している言葉は身に付かないと思う。

 そう、語学学習は苦労を伴う。

 耳から入ってくる言語を何の苦もなく覚えられる時期(6才前後までと言われている)を過ぎてからの語学学習は苦しい。当然、時間、お金のコストが発生する。私は「一日xx分、聞き流すだけでOK」という勉強方法を信用していない。ある時期、頭が発熱するほど、その言葉を覚えるために意識を集中しなければ、身に付かないと思う。

私の動機

 と、偉そうな事を書いたので、私自身の動機を書いておく。


動機1、言い込めたい。

 時々、夢(寝ている時に見る方の)を見る。英語のネィティブスピーカーと議論をしていて、相手をグゥの音も出ないくらいに言いこめる夢だ。議論のテーマは、例えば捕鯨問題。

 私は捕鯨に反対しながら平気で牛肉を食べている人を理解できない。価値観の相対化が出来ず、自文化中心主義に囚われながら、それを正当化する人を見ると、どうしても相手を言い込めたくなってしまう。

 そう。日本語だったら色々な仮定をして、相手の論理の弱点をつくことができる。例えば、

・「鯨は知能が高いから、殺すべきではない」というなら、たとえば、「知能が牛に劣る人間は食べても良いのか?」とか、「知能が人類の数百倍もあるような宇宙人が来たら、私たちは劣った存在だからと、大人しく食べられるべきなのか。」

・「牛は神が人間の糧として創造したものだから食べてよい。」というなら、「私は、あなたの神の言う事を信用していないから、鯨を食べます。」

 だとか。

 これを何とか実現したい。一緒に酒を飲んで議論している時には、なんだか言い込めたような気になるときもあるが、普通に話して、普通に相手を納得させられるようになりたい。


動機2、情報を集めたい

 色々なニュースについて複数の情報ソースから情報を集めたい。一つの出来事について、複数の立場の人々から情報を集めるには、現実問題として英語がもっとも有効と思える。

 従って、私は「綺麗で流暢な英語」に近づくよりも、世界各国の特徴のある英語に慣れたいと思う。


動機3、旅をしたい。

 ごくありふれた動機だが、旅先でいろんな人と話をしたい。また、この場所を訪れた外国人と話しをしてみたい。

 と、大体、こんな感じだ。


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