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ボランティアの義務化!? 以前、ブログでも書いたのだが、何度聞いても強い違和感を感じる政策に、「(高校生に対する)、ボランティアの義務化」がある。今日もニュースでこの言葉を聞き、思うところがあり雑文を書いている。 このようなイベントを、より正確な言葉で表現すれば、「(強制的)社会奉仕活動」という事になるだろう。そう言えば良い。なぜ、そう言わないのか? もっとも、国が個と対立するものである以上、個を「教育」して「社会」に統合しようというモーメント自体は不自然なものではなく、謂わばバランスの問題のように思える。私が恐ろしく感じるのは、国が個を「教育」しようとし、その過程で生じる強制が、ソフトな「ボランティア」という言葉でくるまれて、対立点が見えなくなっている事である。 九州では、地域内の岩場を清掃し、「場」を快適に保つと同時に、地元の人にクライミング、ボルダリングというスポーツを理解して貰おうという、Rock the cleanプロジェクト が、トップボルダラーのルーさんを中心として行われている。 私もたまに参加させていただいているが、前夜祭での酒飲みを含めて間違いなく楽しい ・自然な動機があり、その動機に従って自発的に参加しているか。 ・その行動が、(直接的なものでなくても、最終的には)自分の利益につながるか? ・精神的な満足感があるか? 辺りが、大まかな指標になるような気がする。
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