2005年10月12日

ホワイトバンドキャンペーンに思う

 最近、身の回りに「貧困を無くそう」というメッセージを込めたホワイトバンドをつけている人を見かけるようになった。

 これについては、「善意だ」、いや、「偽善だ」「金儲けだ」と、各方面から声があがっている模様。ちょっと見ただけでも、以下のようなページがある。

http://www.oxfam.jp/whiteband/
http://whiteband.sakura.ne.jp/

 自分としては、ホワイトバンドを身につけることで世界の貧困はなくならないと思うし、運用を誤れば、誤った世論誘導の道具になる危険も当然あると思う。(この辺りは反対派の主張にも納得できる部分がある。)

 と、同時にホワイトバンドを身につけることで、少しでも生活が慎ましやかになり、貧困問題についての複合的な原因を探ろうという気持ちになるのであれば、プラスの意味も大きいはず。
 商業ベースに乗るのがいやなのであれば、自前の白紐でも何でも良いので身に付けるというのも良いのではないか?
 ちなみに、私自身はアクセサリー類が死ぬほど苦手なので、何も身に付けない。(指輪、ネックレスはおろか腕時計さえ嫌い)

 クライミングに行けず、単調な毎日なので、ちょっとエッセイ風のことを書いてみました。

ynoge1 at 08:49 │Comments(2)TrackBack(0)clip!雑感 

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この記事へのコメント

1. Posted by k1    2005年10月12日 23:22
いつもながらバランスのとれたメッセージで、目を開かせていただく思いです。
2. Posted by 登るプログラマ    2005年10月13日 16:31
 どうもです。K1さんから誉めていただくと嬉しいと同時にちょっと気恥ずかしいです。^_^;

 ところで、以前からこういう運動とは関係なく、オシャレとしてホワイトバンドを身につけていた人たちも居ると思うんですよ。そういう人達にとって、この運動、かなり鬱陶しいんだろうな思います。
 「俺は善意でつけてるんじゃない!」と叫びたい人も相当居そうな気が。。

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