登るプログラマ blog

　最近、なぜか早く目が覚める。（トシヨリの証拠？）
　今日は５時起きでそのまま仕事。昼過ぎに、少々息切れしたので耶馬溪方面に岩探し＆温泉ドライブに行く。
　写真は鹿倉周辺。岩の硬さがどの程度なのかよく分からないが、何ともルート設定意欲をそそる岩の造形！
　ただし、観光地だからここは難しいかも。もう少し辺鄙なところにある岩塔を捜さねば。

　やや読むのに時間がかかってしまったが、３週間ほどで読み終えた。
　自分の読書癖として、あまりフィクションは読まないのだがこの本は最後まで、コンスタントに読み進められた。

　自分で言うのも変だが、この小説の主人公、Garpの偏屈さ、不寛容な人々や愚かな人々への苛立ちに、妙に親近感を覚える。散在する奇妙な黒い笑いも良かった。

　この本の最終章を読むうちに、「水滸伝」のエピローグを思い出した。作中に登場した人物が、どのように生涯を終えたかを淡々と綴る事で、波乱に満ちたいくつもの生涯が、一つの安定した円環を作っているように感じた。

　また、何度か読み返しそうな気がする。

　先代のカシオ電子辞書を、熊本在住の某野生児さんに買い取って貰い、SIIのSR-E9000に買い換えたのが、確か去年の秋。
　その直後に発音できる単語数が大幅に増えた SR-E8500が発売された。（う〜。）
　なんで型番が小さいくせに、こんなに機能が多いんだよ〜、、と愚痴りたくなるほどの素晴らしい機能バランス。ほ、欲しい〜！！
　誰か、手元にあるE9000を買い取ってくれる奇特な人はいないだろうか。買ったときは４万前後だったように記憶しているけど、今なら２万で売っちゃうけどなぁ。

　さすがにノートパソコンだと、新製品が出るたびに買い換える訳にはいかないお値段だが、電子辞書って頑張ればなんとかなる値段だけに、かえって物欲が刺激されるなぁ。はぁ。。

　サクラ、台風で避難中。
　目が光ってて怖いよ〜。

　早朝から仕事を始め、一段落つけて長湯方面の温泉へ。
　手前の七里田で二軒ほど入ったが、３０点、６０点と言ったところ。残念。くじゅう連山の夏景色が懐かしかった。

　やはり強烈な炭酸泉を一度経験してしまうと、他のところが色あせて見えるな〜。これは一種の不幸なのかも。

　平日に温泉に行った事だし、今週末はまた八面下部にでも行こうかなと思っている。「うきうき通り」を触ってみたくなった。難しそうだが。

　久しぶりに八面下部へ。
　ちょこっとだけ入り口の草刈りをした後、登る。とは言っても、トレーニングがまったくできない影響は大きく、11bでテンションが入る。んは〜。

　ただ、久しぶりにクライミング仲間とも会えて楽しかった。
　帰りに注文していた眼鏡を取りに行く。まだ慣れないせいで違和感があるが確かにディスプレィは見やすくなった。

　昨夜のボクシングの試合、ある意味、ものすごく興味深いものだったようだ。
　ボクシングを観るのは結構好きなのだが、この人の試合だけは何とも違和感がありそうでＴＶ観戦しなかった。正解だったと思う。

　勝手に自分がそう思っているだけだが、ソロクライマーとボクサー、共通点が多い気がする。何かに向かって自分を高め、持てる力をすべて叩きつけて結果を問う。そういった潔さが通用する世界だと思っていたのだが。。
　少なくとも日本のボクシング界は、そういう世界ではないらしい。

　「みんなが一生懸命にフリーでトライしているラインに、ボルトラダー作って登っちゃった。で、マスコミ交えて大はしゃぎ」と言ったところだろうか。