2006年01月26日

「だけ」のメンタリティ

 靖国問題での「靖国参拝を問題にしているのは、中国と韓国だけ」という発言について。

 靖国問題の是非についてはここでは触れない。
 ただ、一点、この発言の裏に、非常に「日本的」な思考形態があるように感じられる。
 「みんながこうしているのだから、あなたもこうするべきだ。」「みんなが問題にしていないのだから、あなたも問題にすべきではない。」

 「中国と韓国が靖国参拝を問題としている」という事実は確かにある。
 この事実についてどのように向き合うか、どれだけ自分の思考、行動様式を相対化して見る事ができるかが重要な課題に思える。

 

ynoge1 at 09:28 │Comments(4)TrackBack(0)clip!雑感 

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この記事へのコメント

1. Posted by ふれでりっく    2006年01月26日 13:08
>「みんながこうしているのだから、あなたもこうするべきだ。」「みんなが問題にしていないのだから、あなたも問題にすべきではない。」

これは認識違いでしょう。
「我々日本人のメンタリティはこうだから、いらぬ口出しをするな」だと思いますが。
2. Posted by 登るプログラマ    2006年01月26日 14:00
 一点、確認させて下さい。

>「我々日本人のメンタリティはこうだから、いらぬ口出しをするな」だと思いますが。

 この文は、
(1)フレデリックさんのご意見
(2)「小泉首相の意見を、フレデリックさんはこういう風に解釈する」というご意見
(3) (1),(2)の両方
(4) その他?

 文意が明確になった方が良いかなと思いまして。。
3. Posted by ふれでりっく    2006年01月26日 14:05
(1)です。
これは世界的に常識ではないかと思います。
アメリカ人に対して「日曜日に礼拝に行くな」とかイスラム教徒に対して「断食をするのは馬鹿げている」といえば同じ答が返ってくると思います。
世界の中の非常識は『特定アジア』だと私は思います。
4. Posted by 登るプログラマ    2006年01月26日 15:03
ご返答、ありがとうございました。

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