2006年02月21日

堀江メール問題の不思議

 今、国会で討議されている、「堀江氏の送金指示メール問題」
 「黒塗りされた部分は何か?」「文体が違うし、いつもついているフッタが無いのが変」など、あれこれと議論されている。

 私は以前、仕事でメール送信の仕組みに関わった事があり、常識程度の判断はできるつもりだ。まず、このメールの真贋が問題になるのであれば、なぜ、「ヘッダ」と呼ばれる、「メールがどのようなコンピュータの間をバケツリレーされてきましたよ」という情報を公開しないんだろうか。
 それさえあれば、最初にメールが送信されたコンピュータを特定する事は、そう難しくは無い筈なのだが。

 もし、そこまで特定せずに国会での追求材料にしたという事であれば、民主党側があまりに軽率だという事になる。メールの偽装など、それほど難しい事でも無いのだから。

ynoge1 at 10:53 │Comments(2)TrackBack(0)clip!雑感 

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この記事へのコメント

1. Posted by ふれでりっく    2006年02月24日 00:33
メールの偽装などヘッダーも含めて簡単なものです。多分小学生か中学生位の精神年齢の奴がイタズラしたものでしょう。
こんな幼稚なガセネタに飛び付く様な党員がいるのでは、民主党も政権を争う資格無しですね。
前原さんには少し期待していたのですが、所詮野党しか出来ない野党だった様です。
2. Posted by 登るプログラマ    2006年02月25日 06:56
 たしかに、全面的に争うつもりであれば、
(1)メールヘッダの確認
(2)途中のMTAに残っているログと、(1)のヘッダの整合性の検査
(3)最初のMTAにアクセスしてきたパソコンの特定
(4)確かにその時間に堀江社長が、そのパソコンを操作していたという証拠

 は最低限必要だった筈です。
 見たところ、(1)さえも怪しい状況かと。もっとも、(2)以降は国政調査権(でしたっけ?)発動後に調べるつもりだったという言い訳もできるかも知れませんが。。
 
 

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